三菱重工業(7011)の株価、上値が重くなり、下放れて陰線で中期移動平均線に当たる

三菱重工業(7011)の株価、テクニカルから現状を確認

三菱重工業(7011)の株価についてテクニカルの視点で最新の状況を確認します。

  • テクニカル(日足、週足)

日足

7月2日(水)終値時点のチャートです。

6月16日に3,669円の高値を付け、6月30日に直近高値3,720円を付けました。最近の三菱重工の強さの割に高値更新幅50円というのは小幅です。

そして、7月2日に下放れ。加えて陰線で中期MAに当たっています。

三菱重工は最近出来高ランキングに出てこないことはないぐらい売買が活況でしたが、さすがに上値が重くなってきた印象は受けます。テクニカル的には調整が意識される面が見え始めてきましたが、明日以降どうでしょうか。

週足

週足で見ても日足と同様の印象は受けます。ここから長めの下ヒゲをつければ形はよくなりますがどうでしょうか、といったところかと見えます。

まとめ

以下のようにまとめられます。

  • 日足:上値が重くなってきたなかで下放れで陰線で中期MAに当たる、目先調整が入るかどうか
  • 週足:下ヒゲを付けられれば形はよくなるが現状は弱さ意識

補足

なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。

いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。

一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。

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