住友林業（1911）の株価、テクニカルから現状を確認
住友林業（1911）の株価についてテクニカルの視点で最新の状況を確認します。
- テクニカル（日足、週足）
日足
7月2日（水）終値時点のチャートです。
上値抵抗線を越えてもみ合っていましたが、大きな陽線で中期移動平均線を越えてきました。現状強く、よい形です。
目先の上方向の焦点は現状1,750円近傍にある長期MAが節目となります。さすがにこの水準に至ればもたもたしそうではあります。
週足
週足で見るとさらに綺麗に上値抵抗線を突破したことがわかります。テクニカル的にはよい形です。
まとめ
以下のようにまとめられます。
- 日足：上値抵抗線・中期MAを突破、上方向の焦点は長期MAが抵抗帯
- 週足：上値抵抗線を大陽線で突破、よい形
なお、配当利回りは４％と高配当です。
補足
なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。
いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。
一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。
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