「これからいったいどうなってしまうんだろう」というときに株を買う
- コロナショック
- トランプショック
どちらの暴落でも共通して最大の買い場だったのは
穂高 唯希
と感じたときでした。つまり恐怖が極限に達したときです。
- コロナショックであれば、「この状況が続けば、そして疫病が際限なく蔓延したら、世界はいったいどうなってしまうんだろう」
- トランプショックであれば、「このまま本当に高関税が課されたら、世界経済や貿易はいったいどうなってしまうんだろう」
通常の心理ではこういう時こそ売りたくなるものですが、売ってしまうと底値売りになってしまいます。逆にこういう時に買うことで収益は目に見えて向上します。
こうした大衆の心理をあらわしたものが、「Fear&Greed Index」であり、「VIX」であります。
心理に反した行動になるので難しいようですが徐々に慣れてはいきます。
ただ現在は債務バブルとも言える状況が続いてきました。株式市場にとって大きなリスクは米財政問題であり、どこまでこの問題を先延ばしにできるかチキンレースが続いており、現実を棚上げしながら市場は株高を追っています。これが何か月、何年続くのかはわかりません。
最終的にはインフレで債務を圧縮することで「解決」するか、債務再編と称してたとえば10年債を20年債に強制的に償還を先延ばしにするなどが考えられます。
また足もと中東情勢が悪化しているので原油価格上昇 → インフレ → 利上げとなる可能性もあり、戦況次第で大きく左右されることになりそうです。
一応こうしたリスクも踏まえたうえで、次の暴落局面に臨むことになろうかと思います。
まとめ
- 「これからいったいどうなってしまうんだろう」というときに株を買う
- 恐怖が極限に達し、勇気を振り絞らないと買えない状態のときに買う
暴落のとき、私もこの記事を見返そうと思います(笑)
暴落はもう何度も経験してますが、それでも毎回怖さはあるのです。
資産が増えれば、暴落の時に減る金額も毎回最大記録を更新するので。
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