三菱UFJ(8306)の株価、1か月横ばいが続くが当面の節目を確認

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の株価、テクニカルから現状を確認

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の株価についてテクニカルの視点で最新の状況を確認します。

  • テクニカル(日足、週足)

日足

6月20日(金)終値時点のチャートです。

1か月ほど横ばいが続いています。

まだ1か月ほどなので気になるレベルではありませんが、あまりに横ばいが続くと形としては微妙で、出光興産(5019)が好例になります。1年近く1,000~1,100円のレンジで横ばいのち800円台まで下げてまた横ばいでの推移。横ばい期間が長かったので、1,030円あたりで7,500株すべて利益確定した事例があります。

ストキャスはゴールデンクロス、RCIも短期線が上抜けて、オシレーター系は良い形。

中期MAを割り込んできたので、ここを越えると形がよくなります。長期MAは垂れてきてますね。

週足

長期MAは上向きですが、短中期は方向感に欠ける状態。

この1か月、徐々に上値を切り下げてきましたが、今週は高値も安値も前週より小幅となる「はらみ線」。調整から反発なるかというところ。

来週は前々週の高値となる1,987.5円を越えて引けることができるかが焦点のひとつになるかと思います。

まとめ

以下のようにまとめられます。

  • 日足:目先の焦点は中期MAを上抜けられるか
  • 週足:来週1,987.5円を越えて引けられるか

補足

なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。

いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。

一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。

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