SBIホールディングス(8473)の株価は、リーマンショック来高値を奪還、現状を確認

SBIホールディングス(8473)はリーマンショック来高値

出所:SBI証券

最主力銘柄である「SBIホールディングス(8473)」の株価は、2025年6月18日に2007年3月以来の高値となる4,700円台を付けました。

株価と利益 ― 10年前と比較

ちなみにリーマンショック前の2006年1月には8,480円でした。

発行済み株式数が異なるため単純比較はできませんが、当時(2006年3月期)の経常利益は513億円に対し2025年3月期は2,822億円と5倍以上に達しています。

実績PBR:過去5年で平均

出所:マネックス証券

実績PBRは1.1倍と過去5年間レンジでは平均的な水準です。

将来的な成長期待

SBIホールディングス(8473)の株主総会は、やっぱりいい
「北尾会長の訓話」― SBIホールディングス(8473)株主総会 総合金融グループ「SBIホールディングス(8473)」の株主総会...

同社のインフォメーションミーティングに参加するとわかるのですが、会長の北尾節炸裂はもちろんのこと、将来的な成長期待を膨らませるに十分な

  1. 実績の数字
  2. 会長の哲学・哲理・思想信条

が詰まった総会となっています。

出所:同社IR

会長自身も言っていましたが、この規模の会社で年々高い成長を実現するのは珍しいと。

出所:同社IR

同社は株主還元について、「配当金総額に自己株式取得額を加えた総還元額を、当面の間は金融サービス事業において子会社等株式売却益などの特殊要因を除いた税引前利益の30%程度とする」と明言しています。

これに則ってインフォメーションミーティングでも会長が「3年後にこれくらいにはなるだろう」と200円以上の数値を示すなど将来的な増配に強い自信を示していました。

むすび

2024年8月の日銀ショックや、2025年4月のトランプショックでは3,100円程度まで株価が急落しており、各々300株と1,000株を買い増したのですが、後者は早々に利確してしまいました。

当時の配当利回りは年間配当金170円前提とすると、5%超です。このあたりが買い増しのめどでしょうか。

同社から受け取る配当金は税引後で年間45万円となっており、時価・配当金ともに最主力となっています。こうした銘柄を持てると、株価上昇と増配の心地よい状態を(一時的かもしれませんが)整えやすいと言えそうです。

(足もとで似たような期待を多少抱かせるのはJリートでしょうか。もっとも、単なる勝手な相場観です)

また下がる局面があれば積極的に買い増しをねらいたいと思える銘柄です。

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購入当時の分析記事は以下です。

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