「北尾会長の訓話」― SBIホールディングス(8473)株主総会

総合金融グループ「SBIホールディングス(8473)」の株主総会に行ってまいりました。
前回半年前に初参加した時、これは次回も参加せねばと思い至るほど北尾会長のお話(訓話)を興味深く拝聴しました。
今回の目的も、業績云々より北尾会長が何を話すのかに関心があって参加しました。
印象に残った言葉は以下です。
- 今回のフジにしてもなんにしても意識改革が大事
- 哲学や思想がないところに成功はない
- 善行を積み重ねていると天意が伝わる
- いま日本の政治家には国士がいない
言葉と行動
最近、人付き合いを通じてあらためて痛感したことのひとつに、「言葉では何とでも言えてしまう」ということです。
言葉と行動が一致していない人は信用するに足りません。言行不一致が重なれば、その人の言葉など信用できなくなります。
ですから、人を見る時に重視することのひとつは、「言葉と行動が一致しているか」です(もちろん、時に朝令暮改や臨機応変も必要かとは思います)。
その点、北尾会長は立派な口上(ぼくは世のため人のためにやっている、など)を体現するかのごとく、驚嘆の実績を残してきています。総会に出ればわかります。
したがって、
- 今回のフジにしてもなんにしても意識改革が大事
- 哲学や思想がないところに成功はない
- 善行を積み重ねていると天意が伝わる
- いま日本の政治家には国士がいない
以上のような言葉は、北尾氏が言うならば淀みなく頭に入ってきます。
政治、フジテレビ

同氏は日本の将来を憂いていることがはっきりと見てとれ、必然、政治の話題にも熱が入ります。与党の体たらくや、フジテレビの組織的な腐敗にも憤慨のご様子でした。
金融の最前線
ほか、SBIホールディングスの株主総会に参加すると、「金融は今ここまで進んでいるのか」という発見を得られます。
- 暗号通貨、工業の地産地消という大きな流れ、マーケットメイカーへの投資、プライベートエクイティ、AI投資 etc…
あまりになじみがなくもはやその用語を覚えていないのもいくつかあるのですが、ほかにも種々さまざまな「金融の最前線」を垣間見たような気がします。
まとめ
SBIホールディングスの株主総会は平日の午後に催されたので、平日働いている人は参加しにくいかもしれません。
しかし私が同じ立場なら、有給休暇を取ってでも参加します(笑)
それぐらい、考えさせられ、発見もある株主総会(というか北尾会長の独白・独壇場)だと私は思います。
そして同社は私のポートフォリオ最主力ですが、毎々総会に参加するたびに保有し続ける決意が固まります。
余談

総会を終えたあと、虎ノ門ヒルズにあるタイ料理屋「スコンター」へ。上の2品で3,500円でした。最近健康的な食事をしているからか、「外食って味が濃くて油が多いんやなぁ」という感想に至りました(笑)
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前回参加したときの記事です。
2023年夏にまず3,000株を買いました。