「会員制テニスクラブ」という素晴らしき新世界
とりあえず飛び込んでみるものですね。
面白い世界を発見しました。
「会員制テニスクラブ」です。
私は今テニススクールに通っていて、それ自体には満足しています。
しかし、やはり海外留学で外から日本を見てはじめて気づけたことがあったように、ほかのテニススクールも体験してみようと思ったのです。
これが大正解でした。近所のテニススクールをGoogleで検索。電話のち初突撃。
なんとそこはテニススクールかと思いきや、「会員制テニスクラブ」だったのです。
- 会員制ゴルフのように、併設のクラブハウスで食事やお茶などをいただきながら、平日や土日に1日中会員と自由にテニスが可能
(料金:3,000円/日 など) - 数年以上所属のシニア会員が多く、アットホームな雰囲気
※どうやら昭和期は主流だった模様
テニスにお熱の私の瞳孔もワイドオープン。
穂高 唯希
模索していると、よき出会いがあるものですね。
行ってみると、「うわー若い人や」と歓待。周りを見渡せば、みなシニアの方々。
- 平日に一日中会員とテニスをしてもよし
- 好きな時間帯にスクールに入ってもよし
そんなフリーダムな世界。以上はまず初突撃で知り得た情報です。早速後日、再訪問。
1回目の感想
朝の9時から1日中打ちまくろうとの算段にて、喜び勇んで往訪。
シニアの方々に年齢を聞かれるので答えると、半分以下(=つまり70代)らしく、どうやら60~70代の方々が主流な模様。
そこに分け入る30代。
とにかくシニアの方々と打ちまくります。
1時間もするとシニアの方々は体力的に厳しいとのことで、相手を代えながらほぼノンストップでゲーム形式4時間みっちり打ちました。次々に新たな人が来るので、輪番制で打てるのです。
もっと打つ予定だったのですが、着古した靴下のせいか、親指の部分に穴が開き、大きなマメが。あえなく夕方に撤退と相成りましたが、たくさん打てたので大満足です。
昭和のおじさん、これがいい
ほか、よい意味で「昭和の一癖も二癖もあるおじさん」が多く、これがなんせよかったのです。
「同じチームの人には、ラケットで打たずに手投げでサーブの球を渡す」など、テニスの作法を教えてもらえました。
おばさま
一方で、個人的にはこうしておじさまからいろいろ「ご指導」という名の薫陶を受けるのは存外好きです。
それこそ昭和時代は、近所にそういう「うるさい」おじさんがいたと聞きます。しかし現代はうるさいおじさん不足だと思うのです。子どもを叱れる人は今や貴重ではないでしょうか。
いったんはまず受け入れ、「たしかにその通り」と思えば素直に聞き入れ、「それはおかしいだろう」と思えばいったん手放す。主体的に是非を取捨選択すればよいですね。
まとめ
- 会員制テニスクラブは、平日朝から1日中プレイできる素晴らしい世界
- もれなくシニアの方々と交流でき、時には「ご指導」もげちゅ
- 眼前に広がるは、よい意味で昭和な世界
(昭和期に主流だった会員制クラブ)
テニス好きな人にはたまらない世界かと思います。
シニア好き(人生の先輩から学べることかぎりなし)とあればなおのこと。
そして模索していれば、こうしたよき出会いがあるものですね。
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