配当収入(2025年1月)
新年が明け、1か月が経過しました。
今年もこの階段を一段ずつ登るように、日々是新/ひびこれあらた でもって人生を味わい、精進してまいりたいと思います(真面目風)。
受取配当金額(税引き後)
さて、今月は下表のとおりでした。
銘柄 | 受取配当金 |
---|---|
スターツプロシード投資法人 | 93,517 |
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 | 71,656 |
巴工業 | 26,137 |
グローバルX 米国優先証券 ETF | 6,225 |
合計 | 197,535 |
1月はリート主体ですね。
巴工業は1株63円の配当予想だったところ82円に大幅に増配されました。売却済であり、売値より下がっていて買い戻したい銘柄ではありますが、Jリートのほうが魅惑的に思えるので買い増すならJリートに軍配が上がりそうです。
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人は含み損の時期にちまちま信用で買い、昨今ようやく株価が現物の買値を超えたので信用と同額の現物株を売却してその資金で現引きすることで、買値を下げることができました。
こつこつこうして取得単価を下げて、買付余力を増やすのはゲーム性があるというか、おもしろみは感じられます。
Jリート、不動産株がついに反発

出所:J-REIT.jp
上図まだ1月分の推移が反映されていませんが、Jリートがついに反発してきました。ここ数か月の配当収入の記事で以下のように記してきました。
引き続きJリートに着目。2023年末まではTOPIXより優れたトータルリターンを示してきたJリートですが、足もとは劣後している状態。
三菱・三井といった財閥系の物流リートの分配利回りがおよそ5%の水準であり、買い増しています。
今後も米長期金利の動向や、海外勢や地銀の売りといった需給面に左右されると思いますが、インカムねらいであれば時間分散しながら買ってよい株価水準だと判断しています。
将来の株価は読めず、今後見誤ることももちろんあると思います。ただ、行き当たりばったりの雰囲気で株を買うのではなく、自分なりの尺度を持って判断していくことで、結果が正誤どちらになったとしても教訓や学びは得やすいように思います。
ほか今月は以下銘柄を主に買いました。
- 三菱地所
- 三井不動産
- 資生堂
不動産セクターも反発してきて、現時点にかぎればよい感じです。
配当金の性質
拙著『本気でFIRE~』や『#シンFIRE論』で詳述のとおり、配当金は理論的には投資元本(株主資本)の払い戻しに過ぎないわけですが、気前よく使える点がよいですね。
資産の取り崩し期や、いま現在や近い将来に気前よくお金を使いたい人にとって、配当は親和性が高いと思います。好みの範疇ですね。
年間配当金(税引後)
- 2016-2020年:配当積み上げ
- 2021年:増配株主体に
- 2022年:利益確定、ゴールド、空売りなど
- 2023年~:日本株中心
今年も基本的には日本株をメインに、米国株も下押しがあれば買いたいと思います。NISAは昨年同様BTIか、ほか米国株などドル建て資産かなと思います。
配当は再投資には基本まわさずに、ひきつづき自然な形で消費などに活用していきたいと思います。
累計受取配当金
受取配当金(税引後)は累計 1,700万円 超になりました。
配当金の魅力
おなじみのものを、以下再掲します。
- 資産額より変動が少ない(=心地よく続けやすい)
- 株式を買うほど積み上げられる(=高いモチベーションを保てる)
- 経済的自由度(配当金÷生活費)が何%かわかる(=経済的自由に近づいている実感を持てる)
- 株価が下がっても配当は株価ほど下がりにくい(=暴落を耐えやすい)
拙著『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』に体系的に詳述
配当金を積み上げる道筋
株式投資による資産形成の要諦は、以下に集約されると思います。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) May 24, 2017
- 給与から株を買う
↓ - 配当金が増える
↓ - 増えた配当金と給与で株を買う…
入金力を高めて以上を繰り返すことで、FIRE達成まで配当金を増やし、自由度の高い人生を得るに至りました。
① 投資元本を確保する
収入を増やし、支出を減らす
② 配当金というキャッシュフローを得る
株式を買う、配当を再投資

FIRE達成までの推移
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 23, 2019
「現行の近代資本主義の継続」等が前提にはなりますが、追加的に収入を得て人生の自由度を上げたい方などにとって、配当金の積み上げは有効な一手になるかと思います。
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配当積み上げに関する回答の一例です。
グラフ化することで、モチベーションが保たれやすい一面があります。