2024年の含み益ランキングTOP5
昨日「含み損ランキングTOP5」を開陳しましたので、今日は対となる「含み益ランキングTOP5」を申し開きます。
含み益ランキング(2024年)
ということで、下表のとおりです(番外編として米国株を加えた6銘柄)。
銘柄 | 含み益率 | 含み益(円) |
---|---|---|
ABBV(アッヴィ) | 247.35% | 4,075,327 |
MS&ADホールディングス | 104.5% | 2,643,000 |
東京海上ホールディングス | 82.8% | 3,372,000 |
ビックカメラ | 78.3% | 75,200 |
出光興産 | 55.7% | 1,482,000 |
SBIホールディングス | 39.6% | 3,725,700 |
2023年以降、日本株は大きく上昇しましたので単純に相場に恵まれたというところかと思います。
メガ損保の2社はコロナ以降の過去4年間PER・PBRレンジからするとおおむね中等といえる水準で、繰り返しながら規模と業績が比例しやすく商品設計を誤る等がなければ負けにくい面がある業態と認識しており、実質3社で寡占している状況等が大きく変わらないかぎり保有継続でいきたいと思います。
ビックカメラは株主優待目的で購入し、保有10年目。優待でコンタクトレンズを買うなどたのしみながら資産形成をするのに一役買ってくれました。
出光興産は2023年の上昇初動3日前ほどに偶然ラッキーで買ったものです。こちらも低PBR・高配当で昨今の日本株のテーマに準じた銘柄かと思います。
SBIホールディングスは金融であるため金融危機や信用不安の局面では株価が脆弱になろうかと思いますが、まずこの業態と業界の地位であれば収益は盤石であろうこと、加えて当時5%を超える高配当でPBRも1倍を大きく割る状況だったので厚めに買いました。主力銘柄の一角。
先日参加した株主総会では北尾会長節が炸裂し、その理念に共感するものがあり、保有継続の意志を固くしました。
米製薬大手アッヴィは、ブログ初期の頃からおなじみ、かれこれ保有9年目で3.5倍になりました。高配当・高増配・高リターンと引き続き良好です。
まとめ
ということで昨日の含み損TOP5に続き、含み益TOP5を開陳しました。
保有9年目の銘柄がTOP1であることが象徴するように、株式投資、とくに個人投資家という立場での株式投資は、投資対象を大きく誤らなければ、ある程度の期間じっくり保有することで、その果実を享受できる期待値は高まるものと思います。
言うは易く行うは難しという面も感ずるところではありますが、「自分が信じられる投資対象を、おおむね適正な価格で買い、じっくり保有する」というのがひとつの定石であるようにあらためて思います。
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