【株価テクニカル】週足で三本の上値抵抗線を引き、三つ目を抜けると強い

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【株価テクニカル】週足で三本の上値抵抗線を引き、三つ目を抜けると強い

最近買い戻した「三菱商事(8058)」のチャートを例に、私が見ているテクニカルを紹介します。

テクニカルの重要性が増しているか

テクニカルというのは、以前より参考になると考えています。

たとえば2024年の京王電鉄もそうでしたが、最高益を更新、増配などの好材料があってもいわゆる「材料出尽くし」という説明になろうかと思いますが株価は下落の一途をたどりました。

長期では株価は業績に連動する傾向にあるものの、短中期では需給に大きく左右されやすいのが株価というものかと思います。

そしてなにより昨今はAIが台頭したことで、大量の注文がコンマ1秒レベルでおこなわれています。そのAIはテクニカルに基づいてアルゴリズムが構築されているとも推量され、そうした大きな流れに沿うにはテクニカルがひとつのヒントになり得るように思います。

上値抵抗線を3本引く

以下は2024年末時点の三菱商事の週足チャートであり、直近の天井から次なる高値を通る上値抵抗線を3本引いたものです。

三菱商事(8058)の株価チャート週足

上図をみると、一番下に位置する上値抵抗線の1本目はすでに明確に上抜けています。ただし移動平均線の長期は上向いているものの、短期と中期は下向いており強弱まちまちといった状況です。

ここで強い材料となるのは、一番高いところに位置する下から3本目の上値抵抗線を超えてくると、「騰勢は強い」というのがテクニカル的な定石とされるものですね。

日足でもよいかとは思いますが、「日足は週足にまかれる」という格言もあるように、日足はだましが多いのも事実かと思います。

まとめ

以下のようにまとめられます。

  1. 上値抵抗線を3本引き、
  2. 下から3番目の一番高い位置にある上値抵抗線を株価が超えてくると、
  3. 「騰勢は強い」というのがテクニカルの観点からの定石

なお、囲碁よろしく定石はあくまで定石であって、金融市場に完全無欠の万能指標はないと認識していますから、あくまでその点は留意ですよね。

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