三井不動産(8801)買い増し
株価は1,250円付近まで下押ししており、100株を買い増しました。
週足で上値切り下げ・安値更新、移動平均線より下にあり、しっかりした下落トレンド。8月5日の安値1,240円付近まで下がってきました。
日足でも11月20日時点で4日連続で陰線が続き、前日高値が前々日終値より高く、当日終値が前日高値を上回っていない状況。
予想PERは15倍(予想EPS:83.9円)で、過去5年間レンジは8.1~21.5倍なので、過去の傾向と比較すると割安でも割高でもない適正水準です。
PBRは1.12倍(BPS:1,127円)で、過去5年間レンジは0.64~1.53なので、こちらも過去の傾向と比較すると割安でも割高でもない適正水準です。

出所:同社IR
同社は中期経営計画でEPS成長率を年率で+8%以上をめざしていると標榜しており、実際にEPSは歴年で増加傾向。
個人的には不動産株は「開発→賃貸や分譲等」といった伝統的な事業構造が比較的理解しやすく、なんだかわけがわからないままとりあえず雰囲気で株を買った、といった塩梅になりにくいので好みです。
NAVが歴年で成長しているかぎりは今後も比較的高い確度で成長継続を期待できると思えます。
ちなみに同社事業のひとつである「ららぽーと」でに行くと、子連れ世帯でごった返しており、魅力的なテナントも入っていてなかなかたのしめます。
ただ甲子園のららぽーとは閑散としており、テナントも微妙で、近年にできた海老名などと比べると差が感じられますね。株主優待12,000円分が来年届く予定なので、豪快に使うのが今からたのしみです。
米長期金利の上昇や日銀の利上げをひかえ軟調に推移している不動産株やリートについては、NAVが順調に成長している銘柄にかぎって買い増し姿勢で臨みたいと思います。
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