日本株ポートフォリオ(2023年10月)
今年の日本株は年初来で約20%上昇と非常に好調な推移となっています。
バフェット氏の日本株買いにはじまり、東証のPBR1倍割れ是正、実質金利マイナス継続、日銀のインフレ容認気味の姿勢、日本企業の株主還元積極化など、好材料が目立つ一年ですね。
私も今年からその流れに乗り、主にバリュー株を一気に買いましたが、初秋からグロース株を買い進めています。
今後の展望としては、引き続き以下方針にて市場に臨みたいと思います。
- 妙味を感じる日本株の個別銘柄を買い進めていく
- 今後AIの隆盛を見越して「AIシフト銘柄」に着目
日本株ポートフォリオ
日本株ポートフォリオ一覧は、現在以下のとおり。
- 三菱地所
- SBIホールディングス
- ジンズホールディングス
- フューチャー
- サイバーエージェント
- 楽天グループ
- 日本航空
- 出光興産
- ソフトバンクグループ
- 京王電鉄
- 中国塗料
- セリア
- 東京海上ホールディングス
- グローブライド
- 日本ビルファンド投資法人
- 三井住友FG
- GENDA
- MS&AD
- Hamee
- エムスリー
- オイシックス・ラ・大地
- エンビプロ・ホールディングス
- イオンFS
- イオンモール
- 林兼産業
- ミロク情報サービス
- ベネフィット・ワン
- 帝国繊維
- OCHIホールディングス
- バリューHR
- ビックカメラ
- MonotaRO
- インヴィンシブル投資法人
- GX優先証券ETF
- イエローハット
- 大和ハウスリート投資法人
- エイトレッド
- CDG
- 川西倉庫
- 日本BS放送
バリュー株・グロース株をバランスよく組み入れています。
銀行株をやや減らして、妙味を感じる割安と思える株を増やしました。
青字はAI関連銘柄、赤字は昨今たたき売られていたので買った銘柄です。
まとめ
現在日本はインフレ気味ですが、日銀は緩和的な金融政策を続けています。これは「デフレ脱却」という名目で”錦の御旗”を掲げ、インフレ・円安を実質的に容認しています。
日銀が金融政策を転換せず、実質金利がマイナスの状況が続くと、名目株価の上昇が正当化されやすい環境であると考えます。
したがって、
- ドル資産:米短期債でリスクをおさえながら高い金利収入を得つつ、
- 円資産:妙味を感じる日本株の個別銘柄を買い進めていく
という方針を維持したいと思います。
それにしても日銀がこのまま緩和政策を続けると、インフレは政府債務圧縮に資するとしても円安がこれ以上進むと日銀も政策転換の必要に迫られるはずです。
しかし普通に考えてそうなるだろうことが今般の日銀には当たらないことも考えられます。はたして日銀は自国の都合にあう主体的な政策運営ができているのか、今後の円安対応からある程度見定めることができそうです。
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今のところ短期債への乗り換えが機能しています。
日本は中立金利(≒潜在成長率)が低いので、マイナス金利解除後の利上げ余地はかぎられると見ています。