京王電鉄(9008)が過去5年で最も割安な水準に、買いか
私鉄大手「京王電鉄(9008)」の株が謎にたたき売られてますね。ということで購入しました。
2021年2月のコロナ禍につけた高値8,820円から約半値の状態です。
京王電鉄が「ひとり負け」の状況
下図は過去1年のほか鉄道大手との株価比較チャートです。
京王はひとり負けの状況。ちなみに京成はオリエンタルランドの筆頭株主で、同社の株価回復が大きな支えになってますね。
特段の悪材料は見当たらない
それにしても謎なのが、直近の決算資料を見ても特段これといった悪材料は見当たらないんですよね。
むしろ以下のように好材料が8月に出ていました。
2023年08月03日09時59分
京王が急反発、インバウンド回復と運賃値上げで今期は一転経常増益の見通し
京王電鉄<9008>が急反発した。2日の取引終了後、24年3月期の通期業績予想の上方修正を発表。経常利益の見通しをこれまでの197億円から317億円(前期比45.6%増)に見直し、減益予想から一転して増益の計画とした。インバウンド(訪日外国人)の需要回復や鉄道運賃改定効果などを織り込んでおり、業況を評価した買いが集まったようだ。
出所:株探
ということで、
- 単なる機関投資家の売りなど需給によるもの
- 潜在的な悪材料がある
といった理由が考えられます。今回の購入は、「②ではない」というシナリオに賭けた、と言えますね。
以下に述べるように、株価は激安と言っても過言ではない水準です。
PER:過去最低水準の割安
PBR:過去5年で最低水準の割安
私鉄というさほど成長期待もなく安定傾向の業態を考えると、純資産も利益も大きなブレがなく、PER・PBRの指標は比較的機能しやすいと考えられます。
ちなみに、1,000株保有すると高速バスの優待もあるのがうれしいですね。
まとめ
- なぜか京王だけ叩き売られている
- 直近は好材料あるも、特段の悪材料は見当たらない
- PER・PBRともに過去5年で最も割安
ということで、購入としています。
最近はとにかく叩き売られている銘柄をひろっています。
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