【投資と人生編#19】米国株ブームが落ち着いたいま、「新興国投資」はアリかナシか
ゆかいな知性 シーズン4・水曜日は、経済学部「投資と人生編」
日本の「FIREムーブメント」の火付け役となった穂高唯希さんと、本番組のプロデューサーである野村高文が、経済的自由を獲得するための具体的方法や、FIRE前後のマインドセットについて語っていきます。
ゆかいな知性 公式ページより
音声番組「ゆかいな知性」とは
番組の概要を、以下の通り引用します。
「ゆかいな知性」は、人文科学を中心に、各ジャンルに詳しい専門家とゆるやかなトークを展開。
雑談も交えながら、私たち人類が蓄積してきたさまざまな「知性」に触れることによって、ちょっとだけ、世界の見方を変えていく番組です。
2023年6月からは大幅パワーアップ。5つの「学部」を設定し、平日毎日・日替わりで5ジャンルの専門家が、その世界の面白さが垣間見えるトークを展開していきます。Podcast Studio Chronicle制作(音声プロデューサー・野村高文さん主宰)。
【2023年6月スタート・シーズン4】
- 月:心理学×デザイン編
(出演:池田 まさみ/筒井 美希) - 火:グローバルキャリア編
(出演:岡部 恭英/江川 みどり) - 水:投資と人生編
(出演:穂高 唯希/野村 高文) - 木:ウェルビーイング編
(出演:西山 直隆/坪井 安奈) - 金:第二言語習得論編
(出演:中田 達也/雨沢 美沙)
第19回のトークテーマ「新興国投資はアリかナシか」
今回の要目は、以下のとおりです。
- 新興国投資とは何か
- 熱さと生産性は関係ある?
- 必ずしも利益追求をしない新興国企業
- MSCIが公表する指数をどう見るか
- ロシアが指数から外されている現状から何を考えるか
- カントリーリスクにどう向き合うか
- 日本株の方が自社株買いの余地がある
- アメリカ株には株主還元の余地が限られる
- 新興国は人口が増えていく
- 中国の介入のリスクは大きすぎる
- 旧宗主国との関係を見よう
- フロンティアマーケットに投資するETF
- 中国はもう新興国ではない
- やっぱり割安な日本株がある
- アメリカのルールに従わないグローバルサウス
- 10年で5倍になったインドの民間銀行
- インドの成長をどう見るか
収録の合い間である「幕間(まくあい)」の時間は、関係者の方々と雑談をするのですが、これが毎回とても興味深くおもしろいのです(笑)
そして、今回収録した日が猛烈な暑さだったので、暑さから新興国投資へと話題が移り収録に発展していくという、ポッドキャストならではの流れがまたイイのです(笑)
今回の話題は新興国ということで、植民地時代の旧宗主国との関係や、その名残は現代にも残っている話など、歴史もふくめたやや大きな視点もふくみます。
この数十年、ペトロダラー体制と呼ばれる原油のドル決済を基軸とした、ドル一強体制が続き、それに歯向かったイラクやリビアなどは米国の介入を受けたという見方があります。
弊ブログが述べていたように、グローバルサウスは米ドルからの脱却を志向している動きがみられ、サウジアラビアも保有米国債を大幅に減らしています。
今後これらの新興国の隆盛が多極的な世界へとつながっていく可能性もあり、新興国の影響は相対的に以前より増してきていると思います。
そんな話も念頭におきながら、今回もゆかいに野村さんとトークしています。
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なお、Audibleの番組ゆえに、フルで聴くにはAudible会員である必要があります。会員でなくとも2分ほどは視聴可能なようです。
視聴は下段リンク先から可能です。毎週水曜日に新たな回が配信されます。
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