FIRE後に幸せを感じる1日とは

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FIRE後に幸せを感じる1日とは

FIREして自由な生活を得てからというもの、客観視しているとFIRE前後における変化がみられます。

  • 他者への貢献で得られる感謝や社会的承認という無形の報酬は、幸福感をもたらす
  • FIREして、精神的な余裕を得たことで、無形の報酬により価値を感じるようになった

他者への貢献で得られる無形の報酬

藤沢の人気街中華「大新」に行きました。そこで台湾人観光客が店員に英語が通じず、双方困っている様子だったので、中国語で通訳を申し出ました。

海外旅行で現地を堪能したい気持ちはよ~くわかります。そこで好みなど色々聞いてオーダーしているうちに私の麺は完全に伸びたのですが(笑)、台湾の人たちと店員さんにとても感謝されました。

こういう日は、一種の満足感があります。

FIREによる精神的な余裕は、他者への貢献をもたらす

FIREするまで自分の利益を考える利己主義的な面が今より強かったと思います。もちろん聖人君子ではないので、今も利己的な一面はあると思います。人間は多面的ですから。

ただ1つ言えるのは、FIRE前と後を比べると、FIRE後のほうが「他者への貢献によって得られる感謝、つまり社会的承認や無形の報酬」を重視するようになったということです。

「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるように、明日のお米にありつけない状況で隣人を愛するのは難しいものです。経済的自由を得て、精神的な余裕を得たことで、感謝という無形の報酬に対してより価値を感じるようになったのでしょう。

『#シンFIRE論』は精神的な余裕を得て生まれた作品

最近、拙著『#シンFIRE論』について出版社から「電子書籍が本当に売れていて、これはすごいことです」と幾度も報告をいただきました。


本書はまさに自分の利益のためではなく、他者への貢献を意識して執筆した本です。現代を生きる人々が歩む人生で参考になれば、という思いです。なので、シンFIRE論が売れたことはその思いが報われた気持ちです。

印税という有形の報酬もうれしいことはうれしいですが、より印象に残るのは人々からいただいた感想や貢献できた満足感という無形の報酬です。

もちろん売れた背景には、口コミ・レビュー・ご紹介・ご支持いただいた方々や書籍作りに携わってくださった関係者等の存在があることは言うまでもありません。何度でも感謝申し上げます。

まとめ

  • 他者への貢献で得られる感謝や社会的承認という無形の報酬は、幸福感をもたらす
  • FIREして、精神的な余裕を得たことで、無形の報酬により価値を感じるようになった

仕事はまさに他者へ貢献できる機会にあふれています。一方で、心に余裕がないと自分のことで精一杯で、利己的な色彩が強くなります。

経済的自由の達成などを通して精神的な余裕を得れば、他者へ貢献できて無形の報酬を得られる機会が多々ある「仕事」というものが、よりたのしく感じられる気がしています。

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