株式の上昇相場で意識しておきたいマインド
昨今は日本株が絶好調で、SNSでも爆益報告が相次いでいますね。
こういうとき、こんなふうに思っていませんか。
投資家
ワイも、もっと利益ほしい!
もう現金ぜんぶブチ込もかな…
穂高 唯希
バフェット氏のセリフ拝借にて失礼します。
Be fearful when others are greedy.
Be greedy when others are fearful.
「他者が貪欲なときは恐れ、他者が恐れるときは貪欲であれ」は、株式投資で最も重要なマインドの1つであると思います。
たとえ上昇相場で追加投資をするにしても、あくまで青字を認識したうえで投資したほうがよいと思います。自分の行動を客観視できます。
他者に流されず、自分の目的を再認識せよ

確かに周囲の人が「こんだけ儲かりました!」と高らかに言うのを聞くと、「私も儲けたい…」と刺激されるかもしれません。
しかしプロの機関投資家でもないかぎり、個人は投資で他者と競う必要はありません。したがって、「他者がどうか」ではなく「自分(の投資目的)がどうなのか」です。
つまりたとえば、
- 自分の投資目的は何なのか
- 配当目的なのか値上がり目的なのか
投資家
たとえばこのような配当目的ならば、配当が維持されていれば目的は満たされています。ましてや他者が儲かっているかは関係ありません。
主体性ある投資行動
人は上手く行っているときは言いたくなり、喧伝したくなります。かくいう私もそういうところが時にあると思います(コラッ)。
そうした他者の状況に流されて自分の投資行動が影響されることだけは、まずもって避けたほうがよいと私は思います。なぜなら、その行動に主体性はなく、受動的だからです。
受動的に決めたことは、上手く行かなかったときに後悔するうえに、蓄積される知見が主体的であるときに比べて少ない。
日本株の現状:一部の大型株が指数をけん引

現在の日本株は、商社株に代表されるように「時価総額が1兆円以上で大口の外国人投資家でも買いやすいような大型株や値がさ株」が指数の上昇をけん引しています。
香港や台湾の地政学リスクが高い現状では、相対的に日本が注目されやすく、さらにはバフェット氏が商社株を買い増したことで日本株の注目度は高まり、今回の日本株は息の長い上昇相場になるかもしれません。
そういうとき、外国人投資家はまず指数をまるっと買い、時間差で個別銘柄を物色する傾向が過去にみられます。つまり、今後は出遅れていた銘柄に移っていく可能性も考えられます。
実際に、出遅れていた不動産株(三菱地所)やインバウンド系(日本航空)がにわかに動意づいてきており、これが続くかどうか注目です。
お宝ポジションは、不人気と恐怖のなかで生まれる
株式は、つい好調な銘柄に目がいきがちです。
しかし今回の日本株もまさにそうですが、長らく注目されずに割安なまま放置されていた日本株が上昇したわけです。「万年割安」と言われた日本株を風潮に流されずに持ち続けた人が、ついに日の目を見ているとも言えます。
JALを買ったときも、「え、なんでこのコロナ禍で最悪のときに、JAL?」という風潮でした。しかし結果的にはそのときが底値です。お宝ポジションを得るには、周囲の評価や雰囲気に流されずに買う必要があります。
まとめ
- 他者が貪欲なときは恐れ、他者が恐れるときは貪欲であれ
- 他者がどうかではなく、自分の投資目的を再確認する
- 主体的な投資行動をする
- お宝ポジションは、不人気と恐怖のなかで生まれる
もちろん、他者が貪欲なときに、自分も貪欲になって上手くいくこともあります。しかし少なくとも、他者が貪欲なときに恐れたほうが致命的な失敗につながらず、退場せずに済みます。
1度きりの人生で、資産形成において致命的な失敗をしないことは、最も大切なことなのです。
関連記事