モーニングプラスというBSテレ東の番組で、多拠点生活に焦点を当てたコーナーがあったので、以下ご紹介します。
「働き方や生き方は今後多様化が更に進む」と私は予想しますが、そんな中、実際に働き方や生き方が多様化すると、ニーズも多様化しますよね。
すると、そこに事業性を見いだす企業が現れれば、サービスが生まれます。これが資本主義・自由主義経済の1つの側面とも言えます。
【FIRE】広がる多拠点サービス、月4万円で住み替え可能【セミリタイア】
同番組で紹介されていたサービス概要は以下の通り。
- アドレス(ADDress)という会社が、空き家をイノベーションし、会員に貸すスキーム
- ユーザーは20代~40代中心、8,000人
- 全国40か所にサービスあり
- 借りて気が向いた時に使う
- 月4万円で住み替え自由
おもしろいですよね。月額4万円でプライベート版フリーアドレスのような形でしょうか。
転々と生活拠点を変えるスタイルが、より利便性を伴って実現する可能性が広がりそうです。
多拠点サービス開始に至る背景
「アドレス」の社長によれば、本サービス開始に至る背景は以下の通り。
- 現在空き家800万戸、2030年代には2,000万戸を超える見込み
- 地方の空き家と都心で暮らす人の融合で多拠点生活ニーズ広がると想定
- 「働き方も副業が当たり前、フリーランス増加傾向」という事実から、移動しながらの生活や働く人が増えると想定
うなずけますね~。
「1つの場所に縛られたくない(=多拠点生活)」という人間古来の本能的とも言えるニーズは間違いなくあると思います。
私も単一の拠点で生活すると、経験上だいたい2年経つと飽きてくるんですよね(笑)
利用者の声
- 清里の拠点は無垢材を使い、自然を一望可能な立地
- 場所に縛られたくない、定住していると関係がクローズド、会社の人や友人に限られてしまう
- 豊かな自然環境に魅かれ、北杜市へ移住
豊かな自然環境は、結果的にお財布にも人間にも健康にも精神にも優しいと思いますね、私は。
2拠点生活者、増加中
SUUMOによれば、2拠点生活者は以下通り伸びているとの由。
- 2011年: 9.7 万人
- 2018年:17.1 万人
そりゃそうですよね。
職業によって移動の自由という制限から解き放たれれば、色々なところに生きたくなるのは人間、もとい動物の性とも言えるでしょう。
最後に
これに類するサービスは今後も増えていくと思います。
なぜなら、社会が過渡期であり、働き方も過渡期であり、証券投資環境が整備された日本でじわじわ証券投資も浸透するであろうからです。
これら複合的な要素が紡ぎだすものは、
- 移動の自由
- 働く場所の自由
- 生き方の自由
であり、スピードは緩慢な可能性はありつつも、一部の層には確実に浸透していく流れだと思います。
今後もこういったFIRE・セミリタイアに適した環境醸成に資するライフスタイル・サービス等は紹介していければと思います。
Best wishes to everyone!
小屋族なんかも、まさにセミリタイア・FIREに適するライフスタイルの1つでしょう。
これほんとそうなんですよね。今も思います。
極端な例ながら、以下事例は究極のセミリタイアへの近道ですね。結局セミリタイアのハードルは当人次第、価値観次第です。