- 「自然と共に生きる」
- 「物質主義の対極」
- 「支出最適化ライフ」
- 「セミリタイア」
- 「ミニマリズム」
これらのキーワードに興味がある方であれば、以下ご紹介するライフスタイルは「その方面の極致を知る」上で、参考になると思います。
弊ブログで繰り返し述べている通り、「極致(物事の際/きわ)を知れば、極致と極致の間のどの辺が自分にとって心地よいのか、という自分の価値観に沿った塩梅を探れる」という意味で、有用です。
私もリアルタイムで見ていた当時、大いに興奮しました。
この生活コストの低さは、まさに「セミリタイアのハードルは、価値観次第で上下する」好例と思います。セミリタイアと一口に言っても、その実現可能性は当人の価値観によって様々です。
素晴らしき、モノに縛られない自然と共にある自給自足夫婦。資産1000万円でのセミリタイア実現可能性を示唆。
テレビ朝日で銭金という番組が以前放映されていました。
そのビンボーさんSPで紹介されていた素晴らしきスローライフを送っている新婚夫婦が登場されていましたので、下記の通り箇条書きにて紹介させて頂きたいと思います。
- カンボジアでのNPOツアーで出会った新婚20代夫婦が自給自足(夫は東大卒)
- カンボジアで「モノは豊かでなくても笑顔が豊か」な支援している子供たちの生活が良いなと思い、今の生活へ
- 南伊豆町で築86年の古民家、家賃0円
- 結婚式は古民家で挙げた
- 近所のゲストハウスや畑仕事等の手伝いで夫婦合わせて月収3万円
- 囲炉裏で食事を作る
- ソーラーパネルで携帯電話と家の明かりの充電
- 冷蔵庫なし、家の中で普通に自然保存
- テレビなし、「ピコ太郎って誰ですか?」
- 夫が勉強して日々古民家を改修
- あけびや菜の花を食べる
- ツバキの花の天ぷらを食べる
実際にこの通り完璧にやるかは別にせよ、価値観として共感する部分があります。
カンボジアのくだりは、まさに「不便なラオスと便利な東京、どっちが幸せ?【マルハン銀行に勤める日本人のお話】」の内容を彷彿とさせます。
テレビは災害の時以外は必ずしも必要ないと思いますし、昨今の芸能事情を知っている必要もまた、ありません。
自分自身で家を改修するのは理想的ですし、自然保存で問題ない等の条件が揃っていれば冷蔵庫の必要性もかくや、というところです。(元朝日新聞の記者の方で、冷蔵庫なし生活を送っている方がいましたね)
夫婦合わせて月収3万円で暮らしているわけですから、金融資産1,000万円を高配当株に投資すればそれで生活費の月3万円すら賄えてしまうレベルです。
さすがに月収3万円で暮らす当該ケースは極端ではあるものの、価値観・気概という条件が揃えば、「理論的に1,000万円でもセミリタイア可能」ということが示唆された1つのケースとなります。
このケースを1つの極致として、自分の支出最適化ケースに置き換えた上でセミリタイアについて思いを巡らし、シミュレーションすること、一案です。
セミリタイアをするのであれば、関連事例や経験談を知った上で、ある程度は入念なシミュレーションを前々からやっておくに越したことはないと思います。
Best wishes to everyone!
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