小屋族というセミリタイアに好適なライフスタイル

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所さん大変ですよ!というNHKの番組で「小屋を建て、月に生活費4万円以下でその小屋に暮らす人々(=小屋族)」が以前クローズアップされていました。

これもセミリタイアを志向する方々に参考になると思しきライフスタイルなので、以下紹介いたします。

小屋を建てて暮らすという魅力的なライフスタイル

小屋に暮らす小屋族の特徴

そんな小屋族の特徴をまとめると、以下の通りになります。

小屋族の特徴
  • 冷蔵庫はなし、川で冷やす。
  • 電気を通していない為、ソーラーパネルで電力自給 or 5アンペアで契約し、電気代400円台
  • 土地を購入し、その土地に100万円で小屋を建てる
  • 家賃は当然0円
  • 生活費は月2万円~4万円台(4万円の人はうち健康保険15,000円!)
  • 小屋の面積は4畳~5畳

小屋族の方々曰く「住宅ローンを30年組んで何千万円も払うより、自分で小屋を建てれば100万で済む」との由。

行動を伴った的確なご高察。流石で御座います。

私も一時期、支出の最適化を模索していた段階で、この手のミニマリズムライフ系の情報収集には余念ありませんでした。こういうライフスタイルは参考になることが多々あります。

冷蔵庫を持たずに川で冷やす方が断然効率的

川を冷蔵庫代わりにする小屋族の方を見て思い出しましたが、ちなみにこれ、やってみた人はご存知かと思いますが、川ってめちゃくちゃ冷えますよね

冷蔵庫って便利な一方、その実、自然の力には到底かなわないと思ったことがありました。たとえば常温500mlのペットボトル飲料、これを冷蔵庫で冷やそうとすると、どれだけ少なく見積もっても10分はかかるのではないでしょうか。

しかし、川で冷やすとものの20秒とかで冷えます。絶えず流れ行く水が温度を奪い、それがとめどなく続くため、どんどん温度が奪われます。

考えてみれば当たり前のことながら、これは当時考えさせられました。冷蔵庫ってなんなんやろうと。やはり自然にはかなわない。

電気の基本料金は下げられる

小屋族の5アンペアを基本料金にしている人を見てふと思い出しましたが、電気料金の基本料金、これは結構下げることができます。

たとえば中古不動産を購入したら、まず売主の設定していたアンペア数を確認した方が良いです。

私は真っ先にこれを確認しました。

同時に電化製品を使わない限り、多少電力会社との契約アンペア数を下げたってブレーカー落ちないです。

私は電子レンジを使わないので、それもアンペア数の低減に貢献しています。

小屋に暮らせなくても、持ち家の人はアンペア数を下げても問題ないか検討しても良いかと思います。アンペア数の低減は固定費削減に寄与します

小屋族で紹介されていたお二方

さて小屋族の方に話を戻しますと、紹介されていた小屋族の方々は以下2名でした。

  1. 食品会社に勤務するも、会社の不毛な人間関係に嫌気がさし、インターネットを閲覧している際に小屋を建てるということに着目・興味を持ち、気づいたらもう行動を起こして、小屋を作ったという人。
  2. 「小屋を作ってから幸せすぎて怖い」という小屋族の方。

みずみずしい表情

なにせこの御二方、表情が非常にイキイキしてらっしゃいました。素敵ですね。まるで表情まで自然に浄化されているようです。

この小屋に集う人々との人間関係は、全然消耗するような感じではないと言及されていましたが、本当にそうなのでしょうね。

その小屋に訪れた地元の壮年の方曰く、「この世知辛い世の中、小屋を建てるのもいいんでないの^^」という和みコメント炸裂。

形に残るものを作ると自己肯定感が強くなる

同番組に出演の脳科学者によれば、人間は「形に残るものを作り上げると自己肯定感が強くなる」とのこと。これは実際にそうなんでしょうね。

小屋を作るのはそんな簡単ではない

しかし一方で個人的に思ったこと。

それは、この番組では”小屋族の良い面がピックアップされていた可能性”があることについても言及しておかねばなりません。なぜなら、小屋を作るということは並大抵のことではないからです。

凹凸のある平らでない地面に水平に建物を建てる。これってとても難しいことです。大工という職業は忍耐も持ち合わせる必要があると思います。

ですから、この小屋族の方々、テレビに出る一面以外に、非常に努力家であったり勉強家であったり、或いは小屋について労苦を厭わない程に好きで興味がある等々、いずれかなのではないかと推察します。

実りあるライフスタイルの1つである小屋という選択肢

とは言え、実際に実現させた小屋ライフという素敵な生活は、人によっては相当実りあるものになりそうです。

月20万円の収入で、年間200万以上貯金している小屋族の方がいましたが、全然可能なのでしょうね。

尚、小屋族の1人は、小屋族になってから彼女が出来て婚約した人もいるそうで、やはり全ては価値観次第。

小屋市場なんていう小屋を売っているサイトもありますから、ご興味ある方は眺めてみても面白いと思います。

Best wishes to everyone!

同様に1つのライフスタイルとして、古民家の活用があります。

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公開日:2017年9月22日