【投資家心理】暴落時に反発を望むのか、低迷を望むのか

【投資家心理】暴落時に反発を望むのか、低迷を望むのか

一見、市場は1番底をつけたかのような動きです。

このような局面での投資家心理に焦点を当てます。

暴落時の心理

暴落初期の心理としては、コロナショック当初のように暴落が拡大するにつれ、以下の心理が芽生えるのではないでしょうか。

  • ①資産の減少・含み損を忌避、これらの原状回復を望む。

反発時の心理

ところが、目下のようにいざ反発し始めると、上記望んでいたことが実現した一方で、

  • ②安く株を買えなくなることにフォーカスし始め、買い急ぎたくなる
    あるいは
  • ③安く株を買えなくなることを懸念し、逆に残念に思う

大きく分けて上記2パターンがありそうです。

心理の揺れ動きに起因する投資行動の是非

経験上、私はたとえば上に挙げた①・②のいずれの感情も結果的に納得のいく投資行動を招かない気がやはりします。仮に今が資産形成期であるならば、私は③タイプでしょうか。③ぐらいでちょうど良いバランスがとれると思います。

このあたりは個人としての主義や好みもあると思いますので、何が良くて何が悪いという話ではありませんが、そんな気がずっとしているのです。

暴落の後に反発したとしても、②のように特に焦る必要はないと思います。

  1. 今後2番底を形成するかもしれない
  2. ここから一本調子で上がるかもしれない

いずれのシナリオもあり得るわけで、市場の局面局面に応じて揺り動かされていると、消耗しやすくなりますし、あまりその揺れ動きに意味はないと思っています

そして、そもそものちに上昇局面が訪れるというシナリオを置くのであれば、市場の低迷期が長引けば長引くほど、投資家にとってはあくまで数字上ながら望ましいことになります。それはもちろん、株が平時よりも安く買えるからですね。

長期投資をするということは、どういうことなのか

長期投資をするということは、こういうことですよね。

「米国株など、自分の投資対象が長期的に上昇を描くシナリオにBETする」

この長期投資をしていくのであれば、「低迷期が長引くほど、リターン面で好影響」という基本的な概念を頭の片隅におくことが、投資行動の継続に必要と思います。

もちろん、なんらかの世界の大崩壊により、その長期上昇というシナリオが崩れる可能性はゼロとは言い切れませんが、「長期投資をするということは、そのようなテールリスクが起こらない方にBETしてリターンを期待する行為」とも言えます。

そうである以上は、その長期投資をするシナリオ・前提条件に沿って、粛々と投資行動を続けていく、というのが理論上合理的な選択になります。

長期投資をするということは、以上述べたようなシナリオ・前提条件を自ら設定・付与した上で、それに則って進めていくことでもあります。

遠くから眺める

言ってしまえば、心地よく続けるためには、たとえ暴落したとしても、

「なんか知らんけど、どこか遠い世界(金融市場)でさざ波が起こっとるなぁ」

ぐらいな形で、どこか他人事ぐらいな、田園や海を眺める感じ・気持ちで、淡々と自身の投資方針に照らし合わせて、またゴールに向かって、歩を進めていくことが肝要と思います。そのためには、やはり自分にとって心地よい現金比率・ポートフォリオ・投資方針が背景に必要です。

また、以前述べた通り、心地よく投資を続けていく上では、SNSやメディアとは適切な距離を保持することが肝要と思います。あくまで受動的ではなく主体的に情報の取捨選択を行っていくことが重要です。なぜなら、取得した情報によってはご自身の心理に影響を少なからず受ける可能性があるからですね。

たとえば、定期購入なら定期購入という形で今まで通り、反発しようがしまいがやっていくというのは当然1つの投資行動ですね。それは、今後の投資行動の継続にも資する形になります。

まとめ

冒頭に記したような心理面の変化というのは、人間である以上は恐らくだれしもが経験し、通過する変化ではないかと思います。

この心理的な変化は、自身で客観的にとらえつつも、それがあまり投資行動に影響を与えない形に徹するのが、結果的に良いと私は思います。

もちろん、アグレッシブに攻めたい投資家であればその限りではありませんが、安定的に投資を継続することを重視するならば、心理面での変化はあくまで客観的にとらえておく程度に留め、投資行動に影響を及ぼさない形が良いと感じます。

何度も経験するうちに、「なんや、またさざ波が来よったな(笑)」的な形になっていくものと思います。

筋トレと同じように、暴落時の心理もしっかり客観視の上、トレーニングしてまいりましょう。

Best wishes to everyone!

外部環境に関わらず、平常運転をするということですね。

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公開日:

コメント

  1. アントン より:

    ありがとうございます。
    暴落すると、とたんに不安と恐怖で心がグラグラに揺れてしまいます。 ご教示、感謝いたします。
    お礼まで申し上げます。

  2. とあるフリーランスエンジニア40♂です。

    毎日有難くブログを拝見させてもらっています(更新、本当に有難く)。

    私は3年前から株式投資を始めました。
    サラリーマン時代、過労死寸前まで働かされた経験から、

    ・単純労働ではお金の心配は消えないこと
    ・会社のいいなりで働くことによるスキル的・身体的リスク

    を悟ったからです。
    ここで三菱サラリーマンさんに質問です。

    市場の下落局面時、どのようにして精神的平静を保っておられるのでしょうか?

    当方は2018年末、今回のコロナショックと2回ほど下落相場を経験しましたが、連日の株価下落と含み損拡大による恐怖で、何度も投げ売りしてしまおうかと度々弱気になってしまいます(それでもなんとか踏みとどまっていますが。。。)。

    人間である以上、ある程度の精神のブレは避けられないと思いますが、普段実践されてることがあればご教示頂けると幸いです。