成長株「コストコ」の含み益、利確して高配当株に移すか
投資を続けていると、嬉しい悲鳴とも言える悩みに直面することがあります。
「コロナ禍で購入した成長株(コストコ)に大きな含み益があるが、自身のスタイルである配当・優待ねらいに切り替えるべきか」というご相談をいただきました。
題名: 投資の相談
メッセージ本文:
ブログ毎日楽しく読ませてもらってます。
投資の勉強、人生の教訓、その他食事、運動などとてもためになりマネさせてもらっていることも多々あるほど熟読しております。
今回2度目の相談なのですが、穂高さんの考えを聞かせいただきたくメールさせてもらいました。
コロナごろに買ったコストコが大きな含み益を得ております。私の投資スタイルは配当と優待狙いです。
- 大きな含み益があるものは今後も持ち続けた方がいいか
- それとも利確して得た利益を高配当株に回した方がいいか
コストコは会員でもあるため持っておきたい気持ちと、売って高配当株・優待株を買う
二択でずーっと悩んでおります。穂高さんだったらどうなさいますか?
含み益を持ち続けるか、売って利益を得るか?
考えを聞かせていただけたら幸いです。
いつもご覧いただきありがとうございます。よき影響となっていましたらうれしいです。
さて、この問いは以下の二択を迫るものです。
- 「将来利益の最大化(成長)」を優先するか
- 「目先のキャッシュフロー(安定)」を優先するか
① コストコのような成長株を持ち続けることは、「将来の成長(含み益)を期待する行動」に相当しますね。一方、
② 成長株を利確して高配当株にまわすことは「配当という目先のキャッシュフローを増やす行動」です。
| 成長株(コストコ等) | 高配当株(優待株含む) | |
|---|---|---|
| 主な果実 | 将来の値上がり益 | 毎期の確実な配当収入 |
| 心理的影響 | 下落時のストレス | 下落時も「配当」が心の盾に |
| 出口戦略 | 自分で売却の判断が必要 | 自動的に現金化される |
心地よさを指標にする
「私だったらどうするか」とのことですが、私は2022年頃にコストコを利益確定しました。得た資金はゴールドを経て、のち2023年に日本株(主に高配当株)に主軸を移した際に投入しました。したがって②を選んだことになります。
結局私は「株価変動によって原資が変動する取り崩し(※)」より「毎月安定して入金される配当」を好みます。配当なら増配による成長感もあります。
※株安の際に取り崩す際は特に
細かい損得は置いておくにしても、配当のほうが心地よいです。ソフトバンクグループという成長株にも投資していますが、あくまで寄り道であって、最終的には配当でキャッシュフローを得ることを目標としています。
増えていくものを眺めるのは心地よいですが、減っていくものを眺める(=取り崩し)のは心地よく感じません。少なくとも私の場合、コルチゾール(ストレスホルモン)が発生します(笑)
ポートフォリオのバランスを考える
実際に売却するかどうかは、ポートフォリオのバランスで決めます。
もし、コストコが唯一の成長株であれば、保有を続けて夢を見るのもたのしみですね。しかし、他にも成長株を抱えているのであれば、一部を利確して配当を太くするのも、人生の後半戦に向けた賢明な一手と言えるでしょう。
迷った時の「ハーフ&ハーフ」
どうしても決められない場合は、「半分を利確し、半分を残す」という選択肢があります。これならば、さらなる上昇にも、高配当化によるキャッシュフロー強化にも対応でき、どちらに転んでも納得感を得やすいからです。

投資は数字上の正解を競うゲームというより、心地よさを追求できる活動かと思います。夜ぐっすり眠れるかどうか、日々の生活に希望を感じられるかどうか。そうした心地よさを、大切な投資指標にしてみるのも一案かと思います。
回答になっていましたら幸いです。
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困ったら半々、であります。