配当収入(2025年9月)|静かに積み上がる自由の源泉
株を買った翌日に下がることもあれば、時には暴落で資産が減ることもあります。
他方、配当金は遅滞なく静かに振り込まれます。消費、貯蓄、再投資―。使途は自由です。
配当金は、かように自由度の高い資金であり、株式を買えば積み上がっていきます。
受取配当金(税引後)
さて、今月は下表のとおりでした。
| 銘柄 | 受取配当金 |
|---|---|
| INPEX | 122,654 |
| ヤマハ発動機 | 27,890 |
| 日本ビルファンド投資法人 | 24,950 |
| 立川ブラインド | 7,969 |
| エンビプロ・ホールディングス | 6,782 |
| グローバルX 米国優先証券 ETF | 6,224 |
| TOYO TIRE | 4.782 |
| 合計 | 201,524 |
今年およそ8年ぶりにINPEXを買い戻しました。5月に買い、以降株価は50%上昇。PBRは依然0.75倍と低位であり、増配余力もありと見えます。
ヤマハ発動機、立川ブラインドは半年前トランプショックで購入分。各々以降株価+15%、+45%とヤマハは出遅れています。
昨年から幾度か言及してきたJリートは今年4月に大底をつけ、毎月戻り高値をとっています。買い増しを重ね、評価額は5,500万円に伸長。東証リート指数全体の分配利回りが4%を上回る現在(4.4%程度)は依然割安圏も、5%超でねらい目と認識しています。
日経平均株価は5万円の大台を超え、PER19.3倍。13~17倍で概ね推移してきた従来と異なる領域に入っています。日本株への中長期的な成長期待が見直されたか、1株利益の増加期待か、将来インフレ率を織り込む動きか―。
いずれか剥落した際には調整が入るものと思われますが、インフレ時代には資金を「株式、金・銀」などに一定以上は割いておき、通貨の劣化に負けない投資が引き続き基本戦略になるかと思います。
配当金の性質
拙著『本気でFIRE~』や『#シンFIRE論』で詳述のとおり、配当金は理論的には投資元本(株主資本)の払い戻しに過ぎないわけですが、気前よく使える点がよいですね。
資産の取り崩し期や、いま現在や近い将来に気前よくお金を使いたい人にとって、配当は親和性が高いと思います。好みの範疇ですね。
年間配当金(税引後)
- 2016-2020年:配当積み上げ
- 2021年:増配株主体に
- 2022年:利益確定、ゴールド、空売りなど
- 2023年~:日本株中心
累計受取配当金(税引き後)
配当金の魅力
おなじみのものを、以下再掲します。
- 資産額より変動が少ない
=心地よく続けやすい - 株式を買うほど積み上げられる
=高いモチベーションを保てる - 経済的自由度(配当金÷生活費)が何%かわかる
=経済的自由に近づいている実感を持てる - 配当は株価ほど下がりにくい
=暴落を耐えやすい
拙著『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』に体系的に詳述
配当金を積み上げる道筋
資産形成の要諦は以下に集約されると思います。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) May 24, 2017
- 給与から株を買う
↓ - 配当金が増える
↓ - 増えた配当金と給与で株を買う…
入金力を高めて以上を繰り返すことで、自由度の高い人生を得るに至りやすいかと思います。
① 投資元本を確保する
収入を増やし、支出を減らす
② 配当金というキャッシュフローを得る
株式を買う、配当を再投資

FIRE達成までの推移
金融資産3,000万が1つの分岐点と思います。3,000万円あれば月10万円の配当金を作ることは可能。このキャッシュフローが出来だすと、お金の重要性や考えに変化が生まれ、時間とお金と健康について思考を深め、新たな生き方を模索するきっかけになりますし、セミリタイアが夢物語ではなくなってきます。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 23, 2019
「現行の近代資本主義の継続」等が前提にはなりますが、追加的に収入を得て人生の自由度を上げたい方などにとって、配当金の積み上げは有効な一手になるかと思います。
関連記事
配当金の特徴をピッツァでたとえています。
配当積み上げに関する回答の一例です。
グラフ化することで、意欲が保たれやすい一面があります。
