「株式投資で利益を得ても、もったいなくて使えない」どうすればよいか

「株式投資で利益を得ても、もったいなくて使えない」というご相談

以下ご質問に回答しています。

ご質問

題名: 株の利益があっても使えない。考え方のヒントなど教えてください

メッセージ本文:
こんにちは。
いつもブログを拝見させていただいております。
もともと高配当株が好きなうえで穂高さんの投資先や、日々の生活がなんとなく好きで拝見させていただいています。
特に愛知県に住んでいるので県内の記事がでると、あの穂高さんがここに来たのか!
と少しうれしくなってしまいます。

話は変わりますが、相談はタイトルの株で儲かった利益などがなかなか使えない。ということです。
私のスペックとしては、

  • 毎月の手取り月収 約24万
  • 年齢 今年44歳
  • 家族4人(私、妻、子供2人(5歳・2歳))

収入としては、年齢に対して少ないですが子供も小さく貯金しながら生活できる程度です。

結婚自体遅かったのですが、結婚前のお金はそれぞれの管理としてあるためそのお金で7年ほど前から株式投資をしてきました。
現在 年間配当としては約120万ほど入っており、そのまま再投資をつづけておりますが子供と十分に遊べるのも小学校卒業か中学校くらいまでかと思い、最近はそちらにもお金を使いたいと考えるようになりました。
ただ、もともとお金を使わない性格の上にずっと節約を頑張ってきたこともあってか、なかなかお金を使うのに抵抗がでてしまっております。

自分の折り合いの中では年間配当の10~20%くらいからリハビリのように家族のために使えたらいいかなと思っているのですが、なかなか優柔不断で決められません。
たぶん自分の中でもっと資産を増やしたいという欲が消えないからだと思いますが。。。

そこでブログでも今を大切に生きている穂高さんに、考えの落としどころや使い方のアドバイスなどあれば教えてほしいです。
稚拙な文章ですが、よろしくお願いします。

こんにちは、いつもご覧いただきありがとうございます。

愛知県のかたでしたか、蒲郡クラシックホテル、うえむら、篠島などを思い出します。思い出深く懐かしい素敵なところです。

回答

さて、「株で儲かった利益などをなかなか使えない」とのことで、私も何を隠そう、とてもよくわかります。

最近は私も「今ある資産をどのように有効に使うべきか」という終わりなき問いに日々向き合っています。

母にその旨を伝えると、

あんたそんなん無理に使わんでええねやで。子どものために残しといたってええねや。

その通りながら「人生いつ終わりを迎えるかわからない」との念が強いので、お金を貯め込んだまま身罷りたくないとの思いはあります。そして子に多くを遺すことがはたしてよいのかは定かではないとも。

ということで、私にとってもタイムリーなご質問です。

今までの生き方は、そう簡単に消えない

現在 年間配当としては約120万ほど入っており、そのまま再投資をつづけておりますが子供と十分に遊べるのも小学校卒業か中学校くらいまでかと思い、最近はそちらにもお金を使いたいと考えるようになりました。

ただ、もともとお金を使わない性格の上にずっと節約を頑張ってきたこともあってか、なかなかお金を使うのに抵抗がでてしまっております。

まさに子どもが「遊んで」と言ってくれるのも今のうち。私もそれを認識のうえで、子どもと過ごす時間を大事にしています。

そして金銭感覚というのは、そう簡単に変わらないのだと思います。

今までお金をさほどかけずとも人生をたのしんできた人は、引き続きお金を介さずにたのしめる方法を知っています。身についているとも言えるのでしょう。

逆にお金をかけてなにかをたのしむ半生を送ってきた人は、お金を介してたのしむ性向が身についているのだと思います。ややもすればお金を介してたのしむことに頼りがちかもしれません。

ましてや節約(・支出の最適化)を実践してきた人は、

  • 5万円かけてよいホテルに泊まる
  • 1万円でよいホテルに泊まれた

後者に多大な愉悦を感じるはずです(笑)

ですから、「お金を使うのに抵抗を感じる」のは、自然なことだと思います。今までのお金の使い方をそう簡単に激変しづらいこともありますよね(節約が染みついて、資産が5億円を超えてもお金を使うのに躊躇する人も実在します)

消えない「金銭欲」は執着か

自分の折り合いの中では年間配当の10~20%くらいからリハビリのように家族のために使えたらいいかなと思っているのですが、なかなか優柔不断で決められません。
たぶん自分の中でもっと資産を増やしたいという欲が消えないからだと思いますが。。。

お金というのは確かにあればあるほど安心ですし、いざというときに活用できる保険のような存在にもなり得ますね。

3,000万円を得たら、5,000万円が眩しく見え、次は7,000万円、1億、2億…..

5,000万円あったらこんなこともできるだろう、1億あったらこんなこともできるだろう、

そんなまだ見ぬ世界に興味や好奇心が駆られ、しかしこれが行き過ぎると執着に変質しますね。

執着は、ある程度はときに必要かと思います。向上心や熱意につながることもありますものね。見方次第でもあります。

しかし行き過ぎた執着は、人を惨めな生き物に成り下がらせるのだと思います。鬼滅の刃で黒死牟を見ていてそう思いました。

バランスですよね。無理に使う必要もなし、かといって貯め込むのも果たしていかがなものか、と。

お金を使う局面で、自問すること

お金を使うような局面で自問するのも一案かと思います。

  • これは執着か
  • 動機善なりや、私心なかりしか

そのように、自分の行動を監督し、検査する。

これをすると、悩んだり、一寸考え込んだり、ときに迷うこともあります(笑)

しかしやっていくうちに、「満足のいく使い方・満足のいかなかった使い方」が蓄積されていきます。

そうして、自分なりの判断軸を形成されていくように思います。

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