積水ハウス(1928)の株価、下落トレンド継続も反発を意識させる動き

積水ハウス(1928)の株価、テクニカルから現状を確認

積水ハウス(1928)の株価について、以下の視点で最新の状況を確認します。

  • テクニカル(日足、週足)

日足

6月25日(水)終値時点のチャートです。

直近3日すべて空を切って(=窓を空けて)続伸。短期的に騰勢が強い状況。

ストキャス、RCIすべて上向きに転じました。

次なる関門は中期MA上抜け、次に5月初旬から機能している上値抵抗線を越えられるか、かと思います。

ただし中長期MAが下向きなので、反転への確度は上向きの時より低くなってしまいます。

週足

昨年9月からの上値抵抗線を突破できずに推移しています。また、移動平均線すべてが下向きの下落トレンドです。

ただストキャス・RCIともに短期線が上向いてきました。ゴールデンクロスが視野に入り目先反発なるかというところ。

この3週間の抵抗線となってきた3,100円を越えて週足が完成すれば形はよくはなります。

ただ移動平均線すべて下向きであり、反発が一時的なものにとどまるケースがよくみられてきました。

まとめ

以下のようにまとめられます。

  • 日足:目先の焦点は中期MAを上抜けられるか、次に5月初旬から機能している上値抵抗線を越えられるか
  • 週足:過去3週間の抵抗線3,100円を越えられるか、次に上値抵抗線を越えられるか

なお、バリューの観点からは「配当利回り4.66%、PBR1.06倍」であり、高配当である一方、PBRは特段の割安感はみられません。

ただし過去2年間レンジでは株価は割安圏です。

補足

なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。

いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。

一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。

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