三菱地所(8802)の株価、テクニカルで現状を確認
本日2記事目。
不動産大手・三菱地所(8802)について、以下の視点で最新の状況を確認します。
- テクニカル(日足、週足)
週足
上値抵抗線を抜け、トレンドラインを割らず、直近は前週安値を割らずはらみ気味、MAは短期と長期が上向き、MACDの上抜けかたも悪くない、ということでテクニカル的には上昇を意識させる材料が多めです。
日足
中期MAを陽線で抜けたあと引き続き上に位置し、トレンドラインを割らず、テクニカル的には形は悪くありません。
また、日柄の長さ的に短期的には足もとの調整を終える時期が迫っていることが示唆され、押し目となる意識がされやすい状態ではあります。
まとめ
現時点ではテクニカルの観点からは、良い形を維持していると見えます。目先の焦点としてはトレンドラインを維持できるか、というところになろうかと思います。
なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると、効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。
いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる程度」といった塩梅。
一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています(まだ勉強中)。
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