【判明】ゴボウの収穫は大変でした
今まで米、ほうれん草、小松菜、にんにく、じゃがいも、玉ねぎなど色んな作物を収穫してきました。
お米はコンバインなので収穫そのものは機械任せで簡単ながら、機械操作自体は慣れるまで大変です。一方で基本的に野菜系は引っこ抜けばよいだけで簡単でした。
しかしこの、ごぼうの収穫がこんなに大変だとは…。
ごぼうの収穫作業
写真中央部の茎の根っこにあるのが、ゴボウです。葉っぱと茎で鬱蒼としています。それをかき分けまして、どうやら根っこの周りを掘りに掘って収穫するのが手順だそうです。
しかしそれはなんとも面倒に感じた青二才の私、「ええい、ひとおもいに力いっぱい抜いてしまえ」と豪快に引っこ抜こうとしたその瞬間、
引っこ抜けはしましたが、折れました(笑)写真中央部に見える小さな白い丸が、ゴボウが折れた断面です。
そこからは、ひたすら周りを掘りまして、5分ぐらい一心に掘り続けたでしょうか、スコップでようやく収穫。
ちょいちょい折れてますが、土にまみれたゴボウたんのお目見え。
1本からとれた量は上写真のような感じです。
とれたてゴボウを調理
スーパーに売ってるゴボウより、断面がぜんぜん違って白かったです。早速甘辛炒めで食べました。
おいしい。これもひとつの贅沢だなと思います。
感想
いやはや、ゴボウの収穫は大変の一言に尽きます。
今まで体験してきたほかの作物と比べて、収穫のためにひたすら掘る作業が待っているのです(大規模農家さんだとどうなのか存じ上げませんが)。
農作業をやると毎回あらためて思うのですが、こうした大変な作業をやっている農家さんがいらっしゃるからこそ私たちは作物を食べられる。
にも関わらず日本は農家への補助金が欧米と比べて圧倒的に少ないのも難儀なことと思います。
食こそ国・人の根幹である以上、「得意なことに集中し、苦手なことは得意な人に任せることで全体の効率を上げる」という比較優位の原則(大学在学時に貿易論で学びました)に則って経済合理性のみを求めて自由貿易を推進するのもいかがなものかと思う次第です(ゴボウの収穫から急に飛躍)。
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