日本株は歴史的な下げ幅を記録(暴落すると閲覧数いつも伸びるの巻)

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日本株は歴史的な下げ幅を記録

まさに「エブリシングバブルの崩壊」を連想させるほどの下げ幅でしたね。

日経平均株価は35,909円から31,458円と実に4,451円も下落し、下落率でも-12.4%という凄まじい暴落となりました。

私もかれこれ20年以上におよび金融市場を見てきましたが、ここまで一気に全部売りになったのはリーマンショック以来の規模ではないかと思います。

売られすぎのサインは点灯している

金融システムは足もと正常に見えますし、企業業績の急激な悪化をただちに織り込まないといけないような状況ではないと思いますし、日本株はテクニカルでは売られすぎのサインがいくつも点灯しています。

加えて、プライムの年初来安値1,056、騰落レシオ25日は76なので、通例ならば底打ちシグナルです。

ただ個人の追証投げに加えて、ナスダック先物の大きめの下げ、ドル円の下げ、それらに連動したと思しきAIアルゴの強烈な売り浴びせもあると、テクニカルや指標は効かなくなります。

すでにストップ安銘柄が多数出ていることから、日経平均の現物は31,458円で止まっていますが、同時刻で先物がそれより下げ幅が大きかったので、実態は31,458円よりも下で引けた形ですね。

ポジションは暫時やや縮小

前場でリバ狙いで買ったものは、買値で逆指値に引っかかったので同値撤退となりました。

また、33,700円のサポートラインを割ったので一部ポジションを減らす一方で、買い増した銘柄もありました。

海外勢は国内個人の投げ売り後に買ってくることがある

それにしても日本株は短期的には売られすぎだと思いますが、投資家心理が傷んでいると見え、ここから買い上げるとしたらやはり海外勢主体でしょうか。

SBIホールディングスなんか2,800円台という今般の日本株の暴騰前の水準まで売られています。安すぎませんかね…笑

今日で国内個人の追証が相当出たよう(歴代2位と)で、需給的には軽くなったと思いますが、ここから海外勢が買ってくるかどうか。

いやらしいことに海外勢はたいてい国内個人が損切りしてから買ってくることがあるんですよ。

リーマン型か、ブラックマンデー型か

下落率だけを見れば、リーマンショックよろしく大手の金融機関が飛ぶなど一気に信用収縮が起こる爆弾でも控えているのかと思うほど、それぐらい大きな下げです。

個人の追証投げとAIアルゴの機械的な売りだけで済めば、ブラックマンデー型でいずれは反発するものと思いますが、上述金融危機や債務危機等が潜在的にあるならば、まだまだ下値を掘ることになりそうです。

いずれにしても私たち投資家ができることは、繰り返しながら過剰なリスクをとらず、致命傷を負わないことかと思います。

命までとられたわけでもなし。生き残っていれば、また逆襲の萌芽もありますね。

余談ながら、弊ブログは株式市場が暴落するとアクセス数が増えます。なにしとんねやろという確認でしょうか(照)

大丈夫です、ちょっとした致命傷を負って生きています 笑(念のため書いておきますと関西人的な冗談です)

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