株式市場の下落が続くいま、浮き彫りになる「投資の要諦」

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株式市場の下落が続くいま、浮き彫りになる自明の事実

日経平均株価(出所:Yahoo!ファイナンス)

日経平均株価は30,526円で引け、直近高値33,700円から約10%下げました。

こうした下落局面で、ある1つの事実が浮き彫りになるのではないでしょうか。

それはやはり、「買値が大事である」という自明の事実です。

「心地よい投資」に重要なのは、買値の安さ

昨今は、日本の高配当株がとくに人気化しています。

その背景として、

  1. 配当という定期収入は魅力的であり、
  2. この2年ほどは日本の高配当株が好調であること

があるかと思います。

株式というのは、保有株数に応じて配当金が得られるので、買えば買うほど受取配当金は増えます。

しかしだからといって高値圏で買ってしまうと、今回の下落のように含み損を抱えることになります。これは心地よくないですね。

心地よくない状態がつづくと、耐えられなくて、底値圏で損失を確定してしまう投資行動につながりやすくなります。

買いたいときは売り時、売りたいときは買い時

「底値圏で損切りしてしまう」という最悪のケースを避け、そして心地よく投資を続けるには、安全域を持つこと。つまり、「安いと思える株を買うこと」です。

  • 買いたいときは売り時、売りたいときは買い時

買いたいときはたいてい高値で、売りたいときは株価が下落しているときだから、「本能の逆を行け」という趣旨です。

たとえば、私が給与の8割を投資に回し続けていたとき、なんでもかんでも買っていたわけではなく、基本的に「値下がりしていて安いと思える株」を買っていました。

株式投資で何が大事かと問われたら、「お宝ポジション(安く買えた株)をどれだけ持てるか」と答えます。

安く買えた株ならば、今回のように日経平均株価が10%下がろうが、たっぷり含み益があるので、比較的心地よい状態を保てます。

そういう「安く買えた株」をできるだけ多く持って、配当を積み上げていくことがひとつの勝ちパターンかと思います。

これはおそらくだれもがわかっているはずです。では何がその行動を阻害するのでしょうか。

周囲との比較が、高値圏で株を買う行動につながる

それは、1つは周囲との比較ではないでしょうか。

周りが投資で儲かっていたら、自分も乗り遅れまい、と買いたくなりますよね(もちろん、私もそういう心理があると思います)

しかしそこでこらえる、またはあくまで買い余力を残しておくと、今回のような下落を冷静にながめて、納得いく価格まで下がったときに安く買えるのです。

とくに昨今は株式投資をやる人が増えました。SNSで

これだけ儲かったどぇ~

という投稿も増えたかと思います。

しかしドヤ天井という言葉があるように、そうして多くの人々が儲かったことを公言しだすと、相場が楽観的である証左でもあります。昨今はまさにこのような状況がみられました。

この状況では、周囲に流されて、受動的に株を買う行為につながりやすくなります。(周りの動向を見て)私も儲けたい! となりやすいからですね。

音声番組「ゆかいな知性」でも先月から話してきたとおりです。

株式の「買い時」を見定めるために、確認すべき指標とは(ゆかいな知性 第13回)
【投資と人生編#13】株式の「買い時」を見定めるために、確認すべき指標とは(ゆかいな知性 第13回) ゆかいな知性 シーズン4・水曜日は、...

つまり、自分が納得いく価格で株を買うためには、SNSは要注意。SNSを見るときには「ドヤ天井」という言葉を頭の片隅に置いておくのもよいかと思います。

まとめ

  • 株式投資は、「買値が大事である」という自明の事実を認識したい
  • 強気相場ではついそれを忘れがち
  • とくにSNSなどで周囲のもうけ話を聞くと、煽られて受動的に買うという行為につながりやすい
  • 「ドヤ天井」という言葉があるように、相場が楽観的なときほど冷静かつ慎重な行動が肝要

相場が好調なときは、「買値が大事だ」とわかっていても、「まだ上がるだろう」と思ってつい買ってしまうものですね。それはある意味、人間心理に素直な行動です。

しかし株で利益を得るためには、ときに人間心理に反した行動をとることが重要かと思います。

  • 他人が貪欲なときは慎重に、他人が悲観的なときは果敢に

ということですね。なかなか難しいことではありますが、そうありたいものですよね。

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