人生で根源的に大切なこと
年始の抱負が息づく現在
年始、こんなことをツイートしていました。
あけましておめでとうございます。
人に会い、本を読み、旅をする。
挑戦と修練を忘れず、精進する。今年もこれらを徹底し、人生体験を積みたいと思います。
— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) January 1, 2023
最近は北へ南へ、北海道へ行ったり九州へ行ったりとしているため、目まぐるしい日々です。
そして友人にかぎらず、訪れた地で見知らぬ人とも言葉を交わす。
すきま時間はジャンルを問わず本を読んだり。
まさに人に会い、本を読み、旅をすることを徹底できている年かもしれません。
またひとつの挑戦ということで、ご縁あって新たなことに飛び込む機会も恵まれました。
そうして忙しくしていると、ブログや音声などでアウトプットする時間が減りがちで、意識的に確保する必要があります。SNSを見る時間も減る傾向を感じます。
時間が経つのもはやく感じます。もう5月ですね。
二度と返ってこない現在
いまこの瞬間がいちばん若いわけですから、なにかに追われてやるのではなく、忙しいなかでも人生における優先順位を定期的にみつめなおして、二度と返ってこない大切な時間を大事にしていきたい。
あらためてそう思います。
よいわるいということではありませんが、FIREしたあとでさえも見えない何かと競う人もいるのは象徴的です。
客観視はほんとうに大切だと思います。いいオトナになれば、なにかを言ってくれる人も少なくなっていくものです。
その意味でも、だれかと暮らすことや、人と会うことはとても意義深い面があると思います。
内省のきっかけになり、無自覚が過ぎることも防げます。
人生でたいせつなものは、相対性の世界にはない
たとえば家族が大病に侵されると、まざまざと感じると思います。
人の幸福は数字で測れないもので出来ている。今までの日常がいかに大切だったか、ということです。
お金、モノ、経歴、実績。あらゆる数字という相対価値が一瞬で吹き飛びます。
ゆるぎない幸福を得るには、数字という相対性の世界から脱却することです。
目の前の大切な人々、ただその人々の存在こそが絶対的なものであり、大切にすべき対象だということを、人間は往々にして失って初めてまざまざと感じることになるのです。
そういった人生における根源的な価値を、決して忘れず定期的に認識させておくこと。それが悔いなき人生を送るうえで決定的に大事なことだと思います。
数字という相対性の世界から脱却し、目の前の大切な人々の健康や存在という絶対性の世界に価値を置くこと。