コストコが増配を発表、連続増配年数19年へ
米小売り大手「コストコ」が13.3%の増配を発表しました。今年も高水準の伸びですね。
直近の業績について、以下を順に確認します。
- 配当
- 特別配当
- 利益
- 売上高
増配の歴史
歴年の配当実績は以下のとおりです。
直近5年で2倍。高い伸びが続いています。
この動的チャートを作るのになかなか試行錯誤しました。スマホの横画面かPCで、より綺麗にご覧になれると思います。
通常配当+特別配当
同社が数年に1度出す「特別配当」を加えると、以下のとおりです。
特別配当を加味すると、高配当・高増配です。過去の傾向に沿うと、今年か来年に特別配当が期待されます。
利益と配当
無理な配当を出していないか確認してみましょう。
「利益>配当」となっています。
堅調な既存店売上
2022年までの売上高を見てみましょう。
金融危機の時期を除いて、堅調な推移です。
海外は好調も、米国内は減速気味
2023年以降の売上はどうでしょうか。
コストコは店舗数の約7割が米国内にあり、米国内の動向に大きく影響を受けます。
足もとでは国内は減速気味、海外は好調。トータルでは伸びがやや落ち着いてきています。2023年4月は持ち直し。
特別配当は約3年に1回のペースです。今年は出るのでしょうか。ホルダーは注目?ですね。
株価高いなぁと思ってるうちにするする上がっていく、そんな銘柄でもありますね。
なお、本記事におけるデータ元はコストコ社の決算書です。各チャートは上部の凡例をクリックすると表示できるグラフが選べます。
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