オリックス(8591)を130万円分購入
今月は以下高配当株を購入予定です。
- オリックス(8591)
久々の日本株の購入という感じでしょうか。というのも、米国株の持ち株は軒並み上昇してしまっており、買い増しによって買値を下げるに好適な株価水準にあるとは言い難い状況です。
更にドル円は112円に乗せようとしている中、円安も進行中です。
よって、日本株やJリートを物色していたわけですが、一応買付銘柄はオリックスとしました。投資対象は引き続き米国始めとする各国高配当株・リート等で固めていきます。
業績は後述の通り少なくとも近年においては堅調です。
とはいえリーマンショックの時には直近高値3500円から170円まで95%の株価下落という凄まじいことになっていますからその点には留意しておく必要があります。
当時はリースなど金融事業がメインというイメージでしたね。
現在はリース以外にも不動産や生保に加え、太陽光発電・環境エネルギー・空港運営など事業投資に傾注しているようです。

セグメント利益
上図の通り海外・事業投資が多く占める構図で、リースなどを手掛ける法人金融サービスの占める割合は低くなっています。尚、生保はリテールに含まれます。航空機や船舶事業は海外に含まれます。
それでは同社の業績推移を以下見ていきましょう。
キャッシュフローマージン
米食品大手【KHC】クラフト・ハインツは営業キャッシュフローマージンの低下が結果的に業績に赤信号が灯っていることを示唆したのは記憶に新しいところです。
同社の営業キャッシュフローマージンは以下通り直近3年間においては概ね20%程度。
売上高・営業利益
下表は売上高・営業利益の推移。
いずれも増加傾向であることが確認できます。
EPSとDPS
下図はEPS(1株あたり純利益)とDPS(1株あたり配当)。
直近4年間においては、いずれも伸長しています。一見してわかる通り、EPSがDPSを大幅に上回っている状態で、配当性向は2018年で27%と非常に低く、増配余力は大きいでしょう。
配当推移
配当推移と予想は以下の通り。
- 15年:36
- 16年:45.75
- 17年:52.25
- 18年:66
- 19年:76(予想)
増配率は15~27%と概ね非常に高いです。(直近4年間においては)
設立初年度除き50期以上連続黒字
1993年バブル崩壊、1998年アジア通貨危機、2002年ITバブル崩壊、2009年リーマンショックのいずれも黒字を維持しています。
リース業だったことから金融危機には脆弱というイメージがありましたが、リーマンショックの時も黒字を計上していたとは正直意外でした。
株価
オリックスの株価ですが、指標面は割安ではあります。ただ、日本株は万年割安な株が多いので、そこは差し引いて考える必要はあります。
- PER :6.5倍
- PBR :0.7倍
- 配当金:76円
まとめ
ということで今月はオリックスを購入しました。相場環境的にはセンチメントは楽観に傾いており米国で買いたい株価水準の銘柄は特段なく、今回は日本株としました。
引き続き高配当株・リートを買い付けていき、配当収入を増やしていく予定です。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 24, 2017
Best wishes to everyone!