IBMを85万円分買い増しの構え
アイ・ビー・エム【IBM】
株価 :117.51ドル
配当利回り:5.34%
今回の買付においてはBTI・IBM・BLK・VYMあたりで迷いました。
株価指標(2018年11月初時点)
まずは直近のデータをチェックしてみましょう。
予想PER : 10.0倍
配当利回り : 5.37%
増配率(過去3年): 7.5%
配当支払い月 : 3・6・9・12月
配当利回りは3%台後半~4%程度だったところ、5%台半ばまで上がってきました。それだけ株価が下落したということです。予想PERは10倍とPERだけで見るとかなり低い指標。
決算発表・レッドハット【RHT】買収
直近のダウ平均の下落にしっかり一緒に下落し、第3四半期の全体の売上高・戦略的必須事業の売上高が予想を下回る数字を発表し、更に知る人ぞ知る「Linux(リナックス)」で有名なソフトウェアプロバイダー最大手のレッドハット【RHT】を340億ドルで巨額買収することも嫌気されています。
レッドハットの買収によって、完全にメインフレーム(大型コンピュータ)やハードディスクなどのハードウェア中心の業態からクラウド、AI、サービスへ明確に転換を図っています。
AI(人工知能)”Watson”の収益化の足踏みが続く中、成長市場のクラウドの成長が期待されていましたが、今までのところアマゾン・マイクロソフト・グーグルの背中は遠いままです。
アマゾン傘下のAWS・マイクロソフト・グーグルは2018年第3四半期で各々45%・98%・85%増加したのに対し、IBMはたったの9%増です。
このあたりが同社の株価低迷の大きな要因と言えそうですね。
とはいえ、営業キャッシュフローマージンは引き続き20%近傍で推移しています。潤沢なキャッシュフローを毎期創出している限りは過度に心配していませんが、今回の買収がクラウドシェア奪回の契機となるのかが非常に注目されます。
レッドハット自体も営業キャッシュフローに対して投資キャッシュフローが非常に少ないIBMと似たようなキャッシュフロー計算書ですから、その規模が更に拡大していくか注目したいところです。
値動きが忙しいダウ平均
ダウ平均株価は直近高値の26,000ドルから24,000ドル台まで下がったかと思えば、25,000ドル台まで急激に切り返しています。
とはいえ投資家はこのように荒く見える値動きに一喜一憂しているようであれば自身のリスク許容度に見合っていない投資をしているか、値動きに慣れていないことが考えられます。
市場の雰囲気に流されず、自身で確固とした方針に沿って行動することが肝要です。
明日は給料日。収入の8割をせっせと株式買付にまわす単純な作業。そうして配当収入の綺麗な右肩上がりのグラフが描かれていく。いかに若年期に投下資本を蓄積できるか、もうそれに尽きるんやで。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) May 24, 2017
【IBM】株価推移(過去10年)
これはさすがに食指が動きます。
Best wishes to everyone!
IBMの業績詳細などはこちらに記載しています。