風見鶏のような日本の既存政党

参院選で参政党が急激に注目され始めています。
何かが急伸すると、同時に流言飛語も飛び交うのが世の常であり、既存メディアが事実に沿って報道しているのか主体的に検証できる機会にもなるかと思います。
以前より同党には注目しています。なぜなら、既存政党と一線を画すからです。
一線を画す新興政党
同党が特異なのは、党員が自主的に手弁当で運営を手伝っていることです。
バックに連合やJAのような支持団体がないことを明言し、ゆえに直接的な利害関係なく、あくまで代表は党員の意見にのっとって付議をする。なるほど国民主体の組織体系といえることが特徴かと思います。
既得権益と利権構造が確立された既存政党を変革することは並大抵のことではなく、事実上そんなことを試みても頓挫する例は幾度もみられてきました。だからこそ新たに党を立ち上げたと。
ただ、同党は積極財政や減税を標榜しており、実行次第では英トラス政権の再来(通貨安、株安、債券安)にならないか危惧していますが。
組織作りの時点からよく研究されていて、たとえ誰かがあやめられても党員たちで機能するよう腐心されているようで、同党の躍進は石丸氏のような一過性のものではなく、地に足を付けた沿革がうかがえます。
風見鶏に一貫した哲学はあるか
さて、参政党が先駆けて掲げた外国人政策が注目されて支持率が急伸したのを受けてか、急に他党も外国人政策について語り出しました。
根底に哲学なき風見鶏のように人気を追いかけて政策を変える党が、本当にその政策を実行に移せるのか甚だ疑問です。
追随するような政党は結局人気取りのためにお化粧をし、選挙後は「野となれ山となれ」となる公算が高いと思いますが、どうでしょうか。
哲学なくば確たる行動は伴いにくいのですよね。
それにしても民主主義の脆いところです。多数派の民意が通る以上、多数派におもねる政党がどうしても多くなる。
逆に言えば、多数派におもねることなく根底に哲学があり地に足を付けて進んできた政党は稀有であり、それゆえに支持を伸ばす現象もじゅうぶん考えられます。
以上、私がどの党を支持するかは別にして、
- 一本の理念が通り、先んじて発表された政策
- 人気ありと見るや追随して発表する政策
両者のどちらが選挙後に実行に移されるであろうか、選挙の主体である国民はよく考える必要があるかと思います。
同時に、メディアが切り取って報道したものではなく、きちんと一次情報(演説や発言全体など)を見て判断しなければ、結局は他者の意見に左右されるだけの主体性なき行動ひいては人生につながりますから、その点もよく留意したいところですよね。
さもなくば、近年示されたように「潮が引いてはじめて、自分が裸で泳いでいた」と気づくことになります。それは同時に結局自分が割を食うことになるのですよね。
一事が万事。
関連記事