【体験談】除雪オペレーターのお仕事紹介!12の発見【給料・人手不足・朝はやい!】

雪国の朝(う~ん、綺麗!)
FIRE以降、デスクワークとは対照的な労働スタイルを体験しています。
- 農業
- 林業
- 除雪
これらに共通するのは、
- 今までと全く異なる領域
- 以前から興味があった
- 自然と関わりが深い
ということ。
FIRE後は、以前からやりたかったことやその時やりたいと思ったことを片っ端からやっています。金銭も消費します。今まで特定分野を深掘りしたので、今後は「あ、こんな感じなんや」という経験を人生の早い段階で広く蓄積したいです。一通りそれを終えると、次の景色が自ずと見えてくると思っています。
— 穂高 唯希|Yuiki Hotaka (@FREETONSHA) December 17, 2020
FIRE後は、以前からやりたかったことやその時やりたいと思ったことを片っ端からやっています。金銭も消費します。
今まで特定分野を深掘りしたので、今後は「あ、こんな感じなんや」という経験を人生の早い段階で広く蓄積したいです。
一通りそれを終えると、次の景色が自ずと見えてくると思っています。
給与面は度外視です。経済的自由を達成すれば、仕事(というか「課外活動」的な感覚)選びの幅は広がります。金銭要素を判断基準から本質的に外せるからです。
では除雪オペレーターに必要な免許と、やってみて感じていることを、挙げます。
- 朝はやい!
- 慣れないと、むずい!
- 出社時間は、当日に判明!
- 休憩所、たばこ臭い(笑)
- 進む高齢化、若手オペレータは貴重
- チップ、もらえます
- 車、借りられます
- 給与、そこそこ高い
- タフな人、多い
- 直接的な地域貢献に
- 自然相手の仕事は、変化があって面白い
- スキー・スノボとの相性◎
除雪オペレータに必要な2つの免許
- 大型特殊免許
日程:1か月(教習員と自分のスケジュールによる)
費用:10万円 - 車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習
日程:2日
費用:4万円
- 大型特殊免許は、除雪車に乗って公道で走るために必要です。
- 技能講習は、別名「作業免許」とも呼ばれ、作業をするために必要です。
除雪オペレータをやって、感じる12のこと

トラクターショベル
では、除雪オペレータで気づいた12のことについて、以下述べていきます。
① 朝が早い!
除雪は、なんのためにやるのでしょうか。
町の皆々様が円滑に移動し、日常生活を送るために、雪国での交通機能の維持が必要です。
そのため、町のみなさまが目覚めて活動し始める前に、除雪を要フィニッシュ。
ゆえに、
- 屈強な漢たちが、
- 3時~4時半(除雪ルート数で変動)には出社し、
- 暖機運転を行い、
- トラクターショベルに飛び乗り、
- 現場へ出撃
NY市場も余裕のワイドオープン。暗いうちから出勤でおます。
★ 除雪オペレータ、1日のスケジュール
基本的に除雪オペレータの生活(一例)は、下表の通りです。
| 時間帯 | 行動(心の叫び) |
|---|---|
| 2:00~3:00 | 起床(はや!) |
| 3:00~4:30 (除雪量により変動) | 出社、現場へ(はや~!) |
| 9:00~11:00 | 除雪 終了 |
| 12:00~13:00 | お昼休み(この時点で、既に疲労w) |
| 13:00~ | 土木工事・現場作業・排雪など |
| 15:00〜17:00 | 退勤!(わ~い) |
| 17:30 | 温泉(リラックス&ねむいw) |
| 20:00 | 就寝!!(はやいわ~い!!) |
お昼は爆睡。2度ほど寝坊しました(笑) 最初はねむい、、でも徐々に慣れます。
退勤時刻は作業内容・降雪量など次第で、日によって変わります。今年は雪が多かったので1日に2回出動することもあり、例年より時間は長かったそうです。これもいい経験ですね。
補足:週休二日制とは限りません
祝日・土日のうち1日は出勤など会社によって変則的です。最初にご確認された方がよいと思います。
② 慣れないと、むずい!
なんでもそうだとは思いますが、慣れるまでは難しい!
まず重機系は乗用車と違って、通称 ”中折れ” という駆動方式。
![]()
穂高 唯希
乗用車は2つのシャフトで前後輪が駆動するタイプと思いますが、重機は「前後輪の中心部分」でクネクネ動く感じです。
まずこの中折れに慣れないと、普通の運転とバックさえも、むずい。
★ 除雪の主な注意点
たとえば、以下のようなリスク・注意点あり、神経を使います。
- いい感じの角度でショベルを地面に這わせないと、マンホール等を傷つける
- ロータリ除雪車の場合、雪を飛ばす方向を誤ると、雪が家屋などに直撃
- 除雪をしつつ、一般の乗用車の安全と通行を優先
慣れるまでは、色々と注意。乗用車もそうですよね。慣れるまではなんでも大変です。
③ 出社時間は、当日に判明!
除雪なので、降雪量次第で、作業要否が決まります。
逆に言うと、その日の朝(というか深夜)に雪の状況を見ないと、本当に除雪が必要かどうか不明!
![]()
穂高 唯希
④ 休憩所、たばこ臭い(笑)
オフィスというほどではないですが、事務所内に休憩所のような待機所みたいな施設アリ。
除雪オペレーターは、基本的にその休憩所で、昼休みは以下の行動様式。
- 雑談したり
- スマホいじったり
- 寝たり
- たばこ吸ったり(人による)
- お弁当を食べたり
時々たばこ吸う人がいるので、その時はたばこ臭いです。「室内で吸うな!」というおじさまがいても、またその人は吸うという、なんともフリーダムな雰囲気w
学生時代を思い出すフリーダムさ、好きです。
⑤ 進む高齢化、若手オペレータは貴重
地元の方々(関東にいる時と同様、主に温泉で知り合う)が口をそろえて

地元の方
とおっしゃいます。
事実、私がお世話になっているところも、年齢構成はざっくり以下の通り。
- 20代:10%
- 30代:10%
- 40代:25%
- 50代:25%
- 60代:30%
若手は少ないです。若い人材というだけで希少、重宝されやすいです。
青森の空港も釧路も、専門の技能者がいないため、農家の人が季節労働的に除雪してるぐらいです。
⑥ チップ、もらえます
除雪先が民家だと、ビール12缶ケース・お菓子などがもらえたりします。すごく感謝されます。大変恐縮です。
町道の除雪を請け負っていると、委託者が町なのでそういうことはないようです。
チップは、個人で受け取ってよいことになっています。人によっては同僚に配りますが、多くの方はそのまま個人で拝受。
⑦ 車、借りられます
仮に移住してそのまま除雪オペレータを志す方は、車を借りられるのか事前にご確認されるとよいかと思います。
地域にもよるのかもしれませんが、私の場合は車は通勤用にお借りすることができる旨、複数社から確認が取れました。
⑧ 給与、そこそこ高い
経済的自由を得ると、仕事選びの際に金銭要素を度外視できるため、内発的動機(やりたいからやる)によって取捨選択できます。
ただ、除雪オペレータを志す方は、実際の給与が気になる方もいらっしゃると思いますので、ご参考まで記しておきます。
基本給では月30万。時間外いれると、40万を超えることも。
日給は10,000円〜、時給は1,700円など。
これは雪国の給与水準としては、高いと思います。
ちなみに、地元の温泉でいつのまにやら世間話をするようになった80代の方によると、

地元の方
とのこと。
昔は今よりもゆるかったそうです 笑
⑨ タフな人、多い
私がお世話になった会社は、除雪オペレータ歴20年といった、お歴々が集う精鋭揃い。めちゃくちゃお上手。
- どっしり腰の据わったおじさま
- 男性ホルモンをムンムンと漂わせた屈強な漢
- 見た目がやんちゃな若者
このような方々がいるからこそ、雪国の交通機能が守られています。深謝。
⑩ 直接的な地域貢献に
雪国ですから、一部地域を除いて、高齢化が進んでいる地域が多いです。
人が住む限り、除雪の需要は絶えず、地域の方々から感謝されます(with ビール12缶入りケース)。
逆に「新入りの通り道」とも言われる、
- マンホールやシートなどの構築物を傷つける・巻き込む
といったことをすると、民家に謝罪に行くことになります(びくびく)。
⑪ 自然相手の仕事は、変化があって面白い
雪って、日々変わるんです。
ボタン雪、締まった雪、ふわふわ雪、いろいろあります。
路面が凍りやすい日もあれば、そうでない日も。
だんだん、慣れてきます。まさに自然との対話。これこそが醍醐味かもしれません。
除雪しても除雪しても、また雪が降ります。でもこれこそが楽しい。自然の変化というのは、見ているだけでも楽しいのです。
⑫ スキー・スノボとの相性◎

除雪は雪国特有の仕事です。
必然、スキー場が近くにあります!
車でちょっと行けばスキー場。板を下ろしてサクッと滑る。可能です。
除雪しか頭になかったので、スキー場との親和性の高さはうれしい誤算でした。
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穂高 唯希
除雪オペレータのお仕事概要まとめ

- 朝はやい!
- 慣れないと、むずい!
- 出社時間は、当日に判明!
- 休憩所、たばこ臭い(笑)
- 進む高齢化、若手オペレータは貴重
- チップ、もらえます
- 車、借りられます
- 給与、そこそこ高い
- タフな人、多い
- 直接的な地域貢献に
- 自然相手の仕事は、変化があって面白い
- スキー・スノボとの相性◎
ご興味ある方は、検討されてみてはいかがでしょうか。
なんといっても、人手(特に若手)が不足しています。直接的な地域貢献になります。
人間は、社会性を帯びた動物。だれかの役に立っていると幸せを感じるものですね。
こういった色々なお仕事(仕事というより、興味のある活動)を片っ端からできるのも、FIREの醍醐味と思います。
FIREはその実、なにも逐語的に「働かない」ことではないですね。そもそも「仕事」という単一の概念枠や既成の枠に、ご自身やなにかを当てはめる必要もないのです。
定義は自ら作るぐらいでちょうどよいのではないでしょうか。自由に、柔軟に。
ご参考になりましたら幸いです。
Best wishes to everyone!
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