地政学による株価下落が回復するまでの傾向
過去の傾向を振り返りますと、歴史的に地政学リスクによる株価下落は、
- その後の1ヶ月で急速に埋められるケースが大半で、3ヵ月以内で元の水準を回復することが多く、下げ幅もさほど大きくない
と言えます(以下画像:フィディリティ投信より)。


ただし、嵐の中である現在は、目先の激しい上下動で振り落とされないための忍耐が必要な状況。また、リセッションと重なると回復に時間を要する傾向があります。
なお、地政学リスクで株価暴落につながる要因として以下が挙げられます。
- 地政学イベントが長期化すること
- すでに株式や不動産市場でブームやバブルが起きていること
- 原油高に伴うインフレを抑制するために中央銀行が利上げを行うこと
原油高の長期化は米中間選挙に着実に響く以上、トランプ氏がTACOるタイミングを市場は計っているでしょうか。票田である福音派の強硬なイスラエル支持姿勢に配慮しつつ、経済的な悪影響を和らげる舵取りがせまられる状況か。
市場が最悪の事態(不確実性)を織り込むのは平均して約20日以内であり、のちに事態が予見可能なリスクに変わると買い戻しが発生してきました。
もし私なら、現金が余っていれば買い下がり、現金がなく信用でレバをかけるなら1.3倍まで買い下がる戦略となりそうです。
投資の要諦は、短期的な上下動に惑わされず、長期的な価値の増大に賭けることですから、下がったら売るのではなく下がったら買う、という行動が傾向的には合理性を帯びます。
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