歴史的な選挙

出所:時事通信
Xのほうにも書きましたが、歴史的な選挙でした。
- 頭をすげ替えた自民が圧勝し、
- いわゆる左派系が「一掃」まではいかないにせよ相当数が国政から去り(旧立憲だけでなく社民・共産・れいわも議席を落とす)、
- 草の根から地方組織を地道に積み上げている「参政」が伸長、唯一消費減税を掲げなかった「みらい」が躍進
自民党が2/3超ですから、単独過半数でない参議院で否決されても、再度衆院で可決することで抵抗勢力なしに法案が通る独壇場。
国民として最も忌避するのは、政権の姿勢等による国際関係の悪化、財政積極化による国債市場の不安定化あたりでしょうか。
逆に、これまで自民党の「友党であった党」の左派的な政治信条によって本来進めたかった政策があったならば、その足かせが外れたことに。麻生御大はその点好意的なコメントを発していました。
中道は負けるべくして負けた印象。
- 選挙直前に政策に隔たりがありながら、野合
- 旧統一教会で自身に火の粉が飛ぶと、与党糾弾時とは対照的に軟化。他党に厳しく自党に甘い面が露呈
- 選挙中は新党名の訴求に終始し、具体的かつ納得性のある政策に欠ける(ジャパンファンドに至っては具体的な制度設計や実現可能性にとぼしい構想段階であることが露呈)
さて、個人的に注目しているのは、参政党とチームみらいです。
参政党は短期目線ではなく、中長期の視点で組織づくりを一からやっている特異な政党体制。「国民一人ひとりが政治参画し、国民の意見を吸い上げる」という党是を表面的に言っているのではなく組織体制がそのように作られている点が稀有と映ります。連合や医師会など、特定の団体と利害関係にもない。
チームみらいは合理的で、消費減税より社保圧縮という主張のロジックが明快で、大衆迎合的でない点が特長と映ります。
いずれにしても、
- 左派、または非現実的な理想主義の退潮
- 独自の体制、または大衆迎合主義でない新興勢力の台頭
- 政策の一致なき選挙直前の野合に鉄槌
などの点において歴史的な選挙だったように映ります。
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