歳を重ねても自己中な人はどうなるか
これはあくまで私よりひとつ上の世代の一例(実例)ですが、歳を重ねても自己中心的な人はやはり人が離れていくみたいですね。
そのかたは昔から美人で、引く手あまた、「男なんていくらでも代わりがいるわ」といった塩梅。
若い頃はそれでも寄ってくる異性が少なからずいたそうですが、更年期に入り、そのうち親の介護も必要となり、介護施設では職員などとトラブルは絶えず。
根底にはやはり若い頃の気質そのままに、「自分が正しい」「なぜ相手はこれをしてくれないのか」と自己を省みず批判に終始。
そうした姿勢は友人も愚痴を聞いていてしんどいそうです。感謝もなく人の批判ばっかりと。
そうしていまや総スカン状態なのだそうです。
今まで見目麗しい方々と交際したことがありますが、容姿端麗でちやほやされても、性根が正しく利他的な人もいれば逆に自己中心的な人もいて、さまざまですね。
つまり単に美人でちやほやされたら誰もが自己中心的になるのではなく、結局は当人の人格次第。
自身のこれまでの経験から察するに、気質、生い立ち、両親の接し方、厳しい状況を乗り越えてきた経験の有無――。こうしたものが少なからず関係しているように思います。
親の地位や助力の上にあぐらをかかず、自分の努力と試行錯誤で道を進んできた人は共通して人格が立派でした。
やはり人間、どこかで思い切り頭を打てば、よい意味で「自分なんて大したことないんだ」と尊大な考えや自己中心的な考えをひっこめることができ、慎ましやかな姿勢に転じられるように思います。
それはともかく、かくいう私も至らぬ点は果てしなくありますけども(笑)
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