「嫌なこと、苦手な人とは堂々と距離を置いて脳を老化させない」に思うこと

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「嫌なこと、苦手な人とは堂々と距離を置いて脳を老化させない」に思うこと


和田秀樹『脳と心が一瞬で整うシンプル習慣 60歳から頭はどんどんよくなる!』を読みました。

人生を先取りする、とは言いませんが、私は自分の年齢より先を行く人が何を思い考えるのか、またはどのような状態になるのかに興味があります。60歳というワードに惹かれて読んでみました。

以下一部引用します。

「嫌なことを我慢しない」ということは、賢くなるうえで非常に重要です。

意欲や感情、創造性を司る脳の部位、「前頭葉」は、快の体験を喜びます。反対に言えば、我慢や過度なストレスを感じるような環境は脳にとっては好ましくなく、老化を促すことにつながるのです。

忍耐を美徳とする日本では、昔から、自己主張を控えて人と調和することを尊んできました。しかし、「みんなに合わせなければ悪いから」と、同調圧力に屈して自分を抑えつけてしまうのは、メンタルの面からも、賢くなるという面からも、害にしかなり得ません。

これは自身の半生における体感としても、正鵠を得ているように思います。

人生において「苦労は必要である面がある一方で、快の体験を追求することもまた醍醐味である」というのが信ずるところであり、そしてそれは今のところ正しかったという感覚的結論を得ることができます。

快の体験を追求すると、正の精気を帯びるように思います。とくにFIREしてからは、それを地で行っているように感じます。

好きなものは好き。それは幸運にも生を与えられた一度きりの人生を悔いなく味わう上で、追求する価値のあるものだと思います。

もちろん我慢強さが求められる局面で忍耐強くあれることは、人としての素養の根幹を成すものでもあり、欠けていればただのわがままで過度な利己主義におちいってしまうものだとは思います。

よほど金銭や環境に恵まれ、先天的に傑出して恵まれていないかぎり、忍耐や苦労が必要となる局面はみずから求めずとも人生で定期的にやってくるものだと思います。

そうした局面ではまさに修練として励み、そうした局面以外では快の体験を追求する――。

平衡感覚が一定程度とれた、人生に対するひとつの臨み方であるように思います。

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