本日の相場雑感(2024.2.28)
2月も終わりですね、あっという間でした。
すでに1年のうち6分の1を終えたことになります。日々を大切にしたいですね。
さて日本株はようやく指数中心の上昇から裾野が広がってきたように思います。
昨年から商社、銀行、半導体が絶好調で、日経平均株価という指数が主役となって日本株が上昇してきました。
しかし陸運、グロース、中小型株は好決算でも大きく売られる局面が相次いでいました。年始からそうした銘柄をひろってきたわけですが、今週はそれらの銘柄が反発してきています。
エムスリー(2413)
何回もブログ記事にしているので、もう証券コード「2413」は覚えました。
エムスリーはようやく当面の底打ちを終えたでしょうか。1,900円台前半で強気に買い増したので平均取得単価は2,000円台になりました。
先日記したように、買収とん挫によって財務負担の懸念も晴れ、決算後は機関の売りと思しきものがあり、実力以上に売られていた感があったので、まずは決算前の水準奪還なるでしょうか。
今週は機関の買いもどしが見られ、25MAも超えてきました。機関とうまくお付き合いできれば、株を安く買える機会にもなります。
このまま飛び立つと望ましいところですが、どうでしょうか。
スカイマーク(9204)
もたついていますが、現在の円安・原油価格の水準からすると健闘しているほうだと思います。円高・原油安に振れたときなどに再び飛び立ちそうですが、どうでしょうか。
900円台で買って反発時に売るかたちで利益を積み増しできるような推移であってきました。
今週は資金が拡散傾向
ほか京王やメルカリ、フューチャーなども日経平均が微妙でも堅調という状態が今週は続いています。
商社、銀行、半導体への一極集中から、資金が拡散傾向にあるでしょうか。昨年から言っていることですが、海外勢はまず指数を買って大型株から買い、そこから中小型に波及していく傾向が過去みられます。
やはり株は忍耐。セクターローテーションがあるように、基本的に好不調の銘柄も循環していく傾向にあります。
向かい風のときに仕込み、飛び立てば放置か収穫。そうした塩梅で市場と適度に向かっていくことが適切であると感じます。
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