2023年上半期の株式投資ふりかえりと展望

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2023年上半期の株式投資ふりかえりと展望

2023年1~6月の株式投資を振り返ると、「2022年に比べると微妙」というのが率直な雑感です。

2022年との比較・雑感

2022年は米国株の空売りが奏功しましたが、2023年の上半期は米国株の空売りを一時期やり、ほどなくして買い戻し。

早めに転換できたのはよかったですが、実施タイミング自体が早かったという課題を残します。

米国株

一方で、保有を継続していた一部の米国株はのちに利益確定し、米国株のポジションはかなり減りました。米国株に対する慎重な見方を維持しています。

米国株の市場心理は楽観的、米国株にポジションを大きく傾ける予定は今のところありません。

日本株

他方、日本株は先の記事のとおり、大幅に買いました。この流れには乗っておこうという判断でもあります。

ドル建て日経平均(出所:トレーダーズウェブ)

日経平均株価は円建てで非常に好調ですが、ドル建てでは円安の影響で高値奪還には至っていません。6月末に見込まれた年金リバランス売りの影響もさほど感じられず、勢いを維持しています。

加えて国内の景況感は改善しており、賃上げとともに価格転嫁や、現在まで貯め込んできた企業資金の一部が設備投資にまわる動きが見られ始めています。これらマクロ環境は日本株に支援的。

また、為替が円高トレンドに回帰するまでは、外国人投資家から見たドル建て日経平均に割高感は相対的にはなく、さらには円安で恩恵を受ける輸出系企業の指数構成比率が高いことから日経平均という指数には支援的です。

しかし逆に言えば円高に反転しだすと日本株も注意が必要となりそうです。また、日銀の金融政策転換や世界経済の景気後退、米国の商用不動産などのリスクも感じられます。

一部の半導体株や商社株は相当上昇した一方で、中小型株やリート、出遅れ銘柄はいまだ多くみられ、そのあたりを機を見て拾っていき、心地よい配当重視ポートフォリオを築ければと思います。

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