映画「THE FIRST SLAM DUNK」が良すぎて、2回見に行くの巻
スラムダンクの映画があまりに良すぎたので、まさかの中3日で再び映画館に観に行きました。
劇場を見渡すと、年齢層が高いですね。若者にかぎらず年配の方も多くみられました。
世代を問わず、境遇を問わず、本当にいい映画だと思います。
仕事や目標に打ち込む気持ち、そして今を生き、人生を歩むことにアツくなる気持ちを奮い立たせてくれる名作です。
2回目は、1回目で気づかなかったことや注目していなかったことが見えますね。
比喩的な描写を見て、「あ、ここはこういうことを示唆してたのか」と。
そして、セリフに詰まった人生訓も、2回目でようやく摂取できるものがあります。
定期的にスラムダンクという地熱を足底から感じたいぐらいですね。
目標めざして突き進む時期・過程こそが、人生で彩りのある1つの時期
青春や、アツく何かに向かって走っているときって、そのときはその過程そのものに価値があることに気づかなかったりするものです。その可能性を感じていたので、私も以前こんなふうに言っていました。
セミリタイア目指してる。目指してるけど、実際に達成後にセミリタイア目指してる時期を振り返ると、この「目標めざして突き進む時期・過程」こそが実は人生でも彩りのある1つの時期に思えるかも。
眩しく見えるセミリタイアは、達成後に色褪せる気もする。
でも、それを踏まえても絶対達成したい。— 穂高 唯希|新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) August 5, 2018
セミリタイア目指してる。目指してるけど、実際に達成後にセミリタイア目指してる時期を振り返ると、この「目標めざして突き進む時期・過程」こそが実は人生でも彩りのある1つの時期に思えるかも。
眩しく見えるセミリタイアは、達成後に色褪せる気もする。
でも、それを踏まえても絶対達成したい。
留学中に必死に勉強して、社会人になって必死に経済的自由をめざして、そうやって葛藤を抱え、悩み、熱く日々を過ごした時期は輝くのです。
学び、動き、他者へ貢献する
だからこそ、目標を達成したあとも、日々に変化をつけ、何かを学び続け、他者へ貢献し、動いていくことが大切だと思うのです。
今は債券、金融政策、税法、民法、政治、経済、哲学などノージャンルで好奇心のままに学ぶのがとてもたのしい。知らないことを知るのはおもしろい。
学び続け、準備しておけば、自分にいい流れがきたと感じたときに全力で走れるのです。
知識を獲得し、無知を知り、思い込みの世界を脱却する
そして知識を獲得することで、幻想を手放し、自身の無知を知り、新たな視点を獲得し、思い込みの世界から脱却できるのです。
どのような状況にあっても、その状況に甘んじるのも変革を起こしていくのも自分次第。
岸に着いたら、少し休んで、また海へ出る
人生には大きな流れがあり、常に小舟にたゆたう状態でありつつも、その流れと小舟のなかで真剣に舵取りをしていくことで望む岸にたどりつき、少し陸地で休んで、また荒波に飛び込んで船出する。
そうやって大海で大きな波を感じながら人生を全うするように思います。望む岸に着き、それからずっと陸地にいるのも一興ながら、人はまた大海に出て、人生のダイナミズムや大海の未踏の地へ誘(いざな)われていくのではないでしょうか。
「また大海に出よう」「なにかやろう」「なにか学ぼう」「人と出会おう」
その原動力となるものは、やはり人生の有限性だと思うのです。今この瞬間、今しかないからこそ、アツく、大事に生きる。安易に過ごさずに。
どんな状況でも、たとえばFIREを達成しようがしまいが、そういう「熱くなれよ!」と自分を鼓舞し、叱咤する姿勢は、彩りのある人生を獲得する1つの方法だと思うのです。
すこし休んで、また進む。
自分のペースでいい。自由だから。
でも、歩み続け、学び続け、努力をし続けることで、
波を感じ、常に変化を感じ、濃密な人生を過ごせる。