市場の不透明感が増す場合、投資家は3つのタイプに大別される
昨日、以下の記事を記しました。
君子、2022年は米国株に近寄らず
株式市場というものは変数が非常に多いので、予想やシナリオを描くということはやや控えるようにして...
要旨としては2022年はマクロ的に不透明感が強いという所感です。
とはいえ補足しますと、そのような状況でも以下3つのタイプに大別できると思いますが、各々の判断で一定の合理性があると思います。
投資タイプ | シナリオ・方針 | 主な行動 |
---|---|---|
長期投資型 | 長期成長に賭ける、市場・タイミングは売買に影響させない | 定期つみたて、買い持ち |
タイミング型 | 市場・タイミングを考える | 状況に応じて売買 |
リスク回避型 | 市場次第でリスク資産は圧縮 | リスク分散・資産クラス分散など |
人によって志向や資産形成の時間軸・目的は異なります。心地よいスタイルも異なりますし、想定するシナリオも異なります。
未来を完璧に見通すことは困難である以上、いずれのタイプも一定の合理性が見いだせます。
リスクを取って資産形成を志向する場合は、長期投資型・タイミング型になりやすいと思います。
一方で、切迫性がないけれども資産形成を志向する場合はいずれのタイプもあり得るのでしょう。
あなたはどれでしょうか。自分がどれに属するまたは属さないか、客観的に判断した上で市場に臨むというのも、客観視のひとつですね。
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