お悩み相談室@社内
最近よく
- 会社を辞めたい人
- 会社の文化や社風に思うところがある人
- 会社を辞めて留学しようと思っている人
- 会社の制度やサラリーマン・OLという働き方に疑問を持つ社員
- 投資・資産運用を始めてみたい人
このような方々から内密に相談を受けることが増えています。そして実際に留学に踏み切って辞めた方もいます。
正直どこから聞きつけたのかよくわからないケースもありますが、現役社員が、仲の良い会社を辞めた人に相談し、その既に辞めた人が、「三菱サラリーマンにも相談すべし」と勧めているケースが多いみたいです。
自分で書くかも大変小っ恥ずかしいのですが、「三菱サラリーマンのアドバイスは絶対に受けた方が良い」と裏でお金でももらってるんかぐらいの勢いで勧められた人もいるみたいです。
なので、最近会社で突然知らない社員からメールがやってきて、相談を受けることが多くなってきました。正直わけがわからないです。
面識がないこともあり、中にはメールの送信ボタンを押すかどうか1週間迷った女性もいました。
しかも大して深い話をしたり飲みに行ったことがないような人が上述したように勧めていたりするので、良くも悪くも自分の発言や行動がかなり見られているのだなと感じます。結局その私の言動を材料にした結果、上記のような推薦があったりするので、私の所属する会社組織というのは本当に良くも悪くもムラ社会的なところがあると改めて思う次第です。
背中を押すということ
そして、最近この手の相談が何件か舞い込んできていて、相談所みたいな形になってきています。正直若干戸惑っていますが、彼らの悩みには深く共感をするところです。そういう相談をするだけあって気概もあり、外向き志向の方々が多いので、私は背中を押してあげるだけです。
一度きりの人生なのだから、やはりその人の考えを尊重し、できるだけ有用と思えることを私の限られた知恵の中から提言し、背中を押してあげる。
会社にとっては有能な人材を失うことにはなりますが、そこはやはりマッチングという観点からも、日本全体にとってはそれが良いはずです。
一歩踏み出そうとしている悩める社員へ
そして今回の件が意味するところは、サラリーマンという生き方について、あるいはこの組織での働き方について、それだけ多くの人が悩んでいるということです。
どこの会社でも一定以上はそういう人たちは存在するでしょうし、それを根絶するということは不可能に近いかもしれません。
その状況を打破するには、他でもない自分が変わらないことには何も始まらないのです。だからその変わろうとしている、一歩踏み出そうとしている人たちの背中を押してあげるのがその場における私の役目なのではないかと思っています。
特に女性は、相談に来る時点で既に大方の方向性は決まっていて、その背中を押してくれることを強く願っている人が多い気がしています。
頭ではわかっていても、なかなか気持ちの波というものや年齢的な制限という御しがたい条件もあるので、踏ん切りがつきづらく、継続的に背中を押してほしいというような人もいます。
自分の内なる声に従うということ
そういう時、特に他に足かせとなるような条件がない限りは、やはり自分の内なる声に従うのが最良の選択でしょう。その時その時で自分が一番後悔をしないであろう最良の選択を積み重ねていく。
そうすることで、長期的に自分自身への自己肯定感が増し、筋が一本通った太い幹が出来上がるのです。別に筋が一本通ってなかろうがそれはそれでもちろん良いのですし、あっちゃこっちゃに枝が伸びていても良いのです。
良いか悪いかという狭小な二者択一という「べき論」に終始しすぎるのも可能性を狭めてしまいます。
あなたが聞こえる自分自身の内なる声はなんでしょうか。
Best wishes to everyone!