ディフェンシブ銘柄の王道
現時点でJNJは100株保有しており、さらに買い増したいと思う銘柄です。
Johnson & Johnsonは、P&Gと双璧をなす、米国株生活必需品セクターの王道銘柄だと言えるでしょう。
リーマンショック以降株価は絶好調、相対的に配当利回りは低下していますが、安定的にキャッシュフローが見込める超優良銘柄です。
リステリンやバンドエイド、ベピーパウダーなど日本でも馴染み深い商品が多いのではないでしょうか。
(ちなみに、その商品に化学物質がどの程度含まれているか等の商品の質と、収益面での優良さは、また別です。)
指標面
それでは同社の指標面を見てみましょう。
PER:19.5
ROE:24.7
配当利回り:2.8%
同セクターの平均配当利回り:0.9%
直近5年間の配当推移:+31.25%
2.40→2.59→2.76→2.95→3.15
直近5年間のEPS推移:
3.86→4.81→5.70→5.48→5.71
上図のように、配当は綺麗な右肩上がりで上昇しています。
EPS(一株あたり純利益)も堅調で、直近のペイアウトレシオも55%と増配余力は十分あり、申し分ありません。
連続増配年数
連続増配年数は53年です。
1963年からひたすら増配しています。
残念ながら日本企業にはここまで連続増配年数の長い企業はありません。
同じ生活必需品セクターの、花王の26年が最長です。
基本的にディフェンシブ銘柄は不景気局面で買われ、好況局面では資本財株に比べ出遅れ感が出てきます。
ここのところ調整局面でしたが、テクニカル的には110円で一旦下値抵抗線に跳ね返されていることもあり、購入しました。
一方このような王道株は基本的に売却する予定はなく、配当に着目するため、日々の株価の値動きは過度に気にする必要はありません。
買い付け余力が増えてきたら、淡々と買い増しするだけです。
米国株のターゲット銘柄
米国株の購入予定/買い増し銘柄は、現時点では下記の通りです。
- D ドミニオンリソーシーズ
- DUK デュークエナジー
- GSK グラクソスミスクライン
- PG プロクターアンドギャンブル
- ED コンソリデーテッド・エジソン
- IBM アイビーエム
- JNJ ジョンソンエンドジョンソン
- PFF iシェアーズ米国優先株式ETF
- BND バンガード米国トータル債券ETF
- MMM スリーエム
- SO サザン
どれも個人的には手堅い銘柄群です。
配当は全て再投資にまわし、キャピタルゲインを追わず、インカムゲインを着実に増やしていきたいと思います。
尚、同社のEPSや配当推移などの関連記事はこちら。