資産推移から言えること、株で資産を守り攻めるインフレ時代

資産推移から言えること、株で資産を守り攻めるインフレ時代

本記事では、門外不出(やや誇張)の三菱サラリーマン・資産推移を開陳します。

なぜ今まで公開していなかったかというと、単純に以下の理由から正確性に欠ける部分があるからです。

  • 株式投資をはじめた2010年頃はマネーフォワード(以下「MF」と略記)がなく、記録なし。したがって、グラフの起点がMF開始時(2014年頃)となり、事実とズレが生じる
  • MFへの口座登録時期次第で、資産の凹凸が実際と異なる時期に生じる
  • 自家用マンションの売却により、資産が急に増えたように見える時期がある
  • 自社株売却による現金繰り戻しによって、資産が急に増えたように見える時期がある

ということで、厳密には完全に資産推移を表しきれていない部分もあるのですが、今般マネーフォワードの講演で資産推移を公開する運びになったので、ブログにも載せておきます。

2026年3月時点

この推移から言えることは、以下です。

  • 階段状に増加(ゆるやかな上昇がしばらく続いたのち、3回ほど鋭角に上昇している)
  • およそ2年に1回、資産が凹んでいる

いずれも株式市場の動向によるものです。2年に1度ほど○○ショックが起きています(例:コロナショック、トランプ関税ショックなど)。そして近年の日本株は、横ばいがしばらく続いたのち鋭角に上昇しているので、私の資産もそのように推移しています。

さらに帰納的(=個別事例から普遍的な法則を見いだそうと推論すること)には以下のことが言えます。

  • 資産形成期はたとえ目立った変化を感じにくくとも、よほど投資対象が成長性の低いものに偏っていないかぎりは、時間の経過とともに資産は着実に成長することが期待できる

もちろん、その過程には○○ショックなど、一時的に資産が2~3割ほど減る時期があります。加えて、資産が拡大するにつれ、たとえ下落率が同じでも資産が減る絶対額は大きくなります(例:資産5,000万円のときは2割減少で1,000万円減るが、のちに資産1億円に増えれば2割減少で2,000万円減る)ので、毎回○○ショックの時は相応の心理的な負荷がかかります。

それでも、この心理的な負荷は必要悪です。資産が減ってしんどい時ほど株式を買うことで、反発局面で資産拡大のスピードが増します(★)。

ただし、(★)は市場が右肩上がりの時にのみ言えることです。この20年ほど、日米欧の異次元の金融緩和、財政のばらまき等によって、かつてないほどカネ余りの状況(下図参照)が続いており、インフレ・株高という形で顕在化しています。

リーマンショック以降、上図金融環境指数はほぼ一貫して負の推移(=金融緩和的、経済や市場にやさしい金融環境)であることがわかります。

今は日米ともに政府にとってインフレ・株高が都合がよいであろう状況です。なぜなら、貨幣価値の下落(インフレ)によって、政府の借金も実質的に軽くなるからです。

インフレで日本の実質債務は減少中(出所:第一生命経済研究所

株高の潮流が永続するとはかぎりません。過去には「株式市場(米国株)は25年間低迷していた時期」もあります。

したがって、盲目的に株高を信奉するわけにはいきませんが、少なくとも近年のようにインフレへの転換が起き、そしてインフレが続くであろう状況(世界的な分断、資源ナショナリズム、かつての中国のようなデフレ輸出国が不在、大衆迎合的かつ緩和的な金融・財政政策など)である以上は、劣化していく現金を多く持つのではなく、「インフレ耐性のある株式を多く持つことが資産防衛・拡大に必要であり、人生の自由度を高める一手にもなる」という状況が続いていると認識しています。

関連記事

日本株に対する見方は2023年から変えています。

日本株に中長期的に期待できると思う理由
日本株に中長期的に期待できると思う理由 私が今年に据えた中長期的な投資方針は、 妙味を感じる日本株の個別銘柄を、中長期目...

インフレ時代は、債券より株が本丸と認識しています。

インフレ時代の債券投資と、子に伝える欠乏の利点。お金の相談会(神奈川)レポート
お金の相談会(神奈川)レポート お金の相談会(神奈川)を開催しました。 話題はお金にかぎらず、債券からよもやま話に至...
新刊「#シンFIRE論 経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法」
騒がしすぎる世界で、「主体的」であれ

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

外国株式ブログランキング

Follow me by FREETONSHA

公開日: