三菱重工業(7011)の株価、テクニカルから現状を確認
三菱重工業(7011)の株価についてテクニカルの視点で最新の状況を確認します。
- テクニカル(日足、週足)
日足
8月18日(月)終値時点のチャートです。

短期MAを上回れずに引けました。そして形が逆T字状の「トウバ(塔婆)」です。
読んで字のごとく、塔婆とは法事の際に用いる細長い木製の板ですね。ということで少なくとも慶事ではない予想がつきますがその通りで、トウバは弱気の傾向を示唆します。
ほか銀行や商社などの主力株のほうが現状はよい形をしています。
と記していたように、重工は相対的に上値の重さを意識させる形が足もと続いています。
週足

先週時点で以下のように記していました。
高値圏での長い上ヒゲの上影陽線ということで、売り圧が強く相場転換を示唆する可能性がある形です。
週明けの寄り付きで空を切って下から始まると週足で「宵の明星」を形成し形が悪くなる可能性が出てきますので警戒したい形ではあります。
空を切って下から始まりはしませんでしたが、足もと上ヒゲを引いており弱さを意識させる形。
もっとも、まだ週初ですので週足はいまのところさほど意味を成さないとも言えますが。
まとめ
以下のようにまとめられます。
- 日足:弱気の傾向を示唆する「トウバ」が出現
- 週足:「宵の明星」の兆しとはならなかったものの現状は上ヒゲ
なお、日経平均株価はPER、25日騰落レシオの観点からは依然として過熱圏です。
なおテクニカル分析は、経済指標やイベント等による大きな流れが生じると効かなくなることもありますし、あくまで傾向として意識される可能性がある、といった位置づけと言えようかと思います。大前提として将来の株価はわかりません。
いわば「暗中模索、五里霧中という株式相場のなかで、暗闇をほのかに照らす懐中電灯にはなる可能性がある」といった塩梅。
一方、昨今はAIによる売買が隆盛を極めており、その売買判断にはテクニカルが用いられていると思われ、以前よりは有用性が高まっているのではないかと個人的には想像しています。ただし、いずれにしても特定の売買を推奨するものではありません。
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