株価低迷中のスカイマーク、円高・原油安でもセリアと対照的な値動き
含み損となっていた「スカイマーク(9204)」を一部損切りしました。
私の投資史上において五指に入る失敗例になるかと思います(笑)
円高・原油安でも反発弱い
スカイマークは上表のように原油安・円高恩恵銘柄であり、ドバイ原油は足もと74ドル程度で推移するなど、業績予想前提の80ドルを下回っていることから原油価格の観点からは上方修正要因です。
為替も以前の160円近くと比べれば円安も落ち着いていますが、140円程度のときでも反発が弱い。
セクターとしての成長性のなさや業界3位というLCCやフルキャリアと比べても中途半端な立ち位置とあってか、円高・原油安の局面でも反発が弱いんですよね。
円高・原油安恩恵銘柄でも明暗が分かれる
たとえば今夏に利益確定した、同じく円高・原油安恩恵銘柄の「セリア」と比べると株価推移の違いは一目瞭然です。
両社に投資しましたが、明暗が綺麗に分かれました。
セリアは実際にその商品のコスパのよさを認識したうえで地力を評価しつつ購入したのに対し、スカイマークは自身でよく使うキャリアでもなければサービスの質を知っているわけでもないので、そのあたりの投資対象に対する意識の欠如と、上昇相場における陶酔状態による判断の甘さが招いたものと思います。
買い戻しも視野に入れつついったんの仕切り直し。買い戻さない場合は、低PBR・高配当の日本株にまわしたいと思います。