日本マクドナルドの牛肉は肥育ホルモンが使用されているのか
郊外のマクドナルドは、ゆったりした空間にソファ席もあるなど、個人的にブログや書籍の執筆で集中できる素晴らしい場所です。
何を隠そう『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 -30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法-』の過半はマクドナルドで執筆しました。
さて、マクド(≠マック)にいるとついバーガーを食べたくなるわけですが、そこで気になるのが牛肉に肥育ホルモンが使用されているのかという問題。
ちなみに米国マクドナルドの成分表を見ればわかりますが、バンズやポテトなどに数多くの添加物が使用されています
ということで調べてみました。
米国マクドは不使用、日本マクドは…
結論としては以下の通りです。
- 結論から言うと米国マクドナルドの公式見解としては、「no McDonald’s meat contains hormones.(マクドナルドの肉にホルモンは含まれていない)」との記載があります。
しかし日本マクドナルドの公式見解には単に「無添加ビーフ」との文言はあるものの、肥育ホルモンに関する記載は見つけられませんでした。
- 日本は国内で肥育ホルモンの使用が禁じられているものの、肥育ホルモンを使用した牛肉の輸入は認めていることから、たとえ米国マクドナルドで肥育ホルモンが投与された牛肉が禁止されていても、日本マクドナルドでは肥育ホルモンが使用された牛肉が使われている可能性はあるかと思います。
- また「(日本マクドナルドで使用されている)ビーフの原産地はオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダです」との記載は日本マクドナルドの公式見解にあり、加えて東洋経済によれば「アメリカやカナダの牛肉は基本的に肥育ホルモンを使用している」との指摘があることから、日本マクドナルドの牛肉に肥育ホルモンが使用されている可能性はあるのでは、と思い至ります。ただし東洋経済の記事は2016年とやや古いので、そこから経時的な変化はあるかもしれません。
①は一次情報からの事実ですが、②・③は私の推論が含まれるので正確かは不明です。どなたかほか一次情報があれば教えていただければ幸いです。
ちなみに、肥育ホルモンの影響で初潮を早く迎えたり乳がんリスクが高まるなど諸説あります。少なくともEUでは肥育ホルモン剤を禁止しており、また投与された家畜の肉を輸入する事も禁止しています(出所:厚生労働省)。
また、オーストラリア、アメリカ、カナダでは肥育ホルモン剤の投与を認められている(出所:厚生労働省)ため、我が家では従前から外国産の牛肉は買わないようにしています。国内畜産業を応援したいですし。