『#シンFIRE論』東洋経済で紹介されました(FIRE後の投資の変化)

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『#シンFIRE論』東洋経済で紹介されました

FIRE達成を境に、私の投資スタイルは大きく変わりました。■FIRE前…「収入-支出」を最大化し、毎月給与の8割で、主に米国の高配当株・連続増配株を購入、配当金を積み上げる。基本的に売らず、長期目線で投資。■…

FIRE後の投資の変化、価値観の変化などについて取り上げていただきました。

全2回中、1回目の記事になります。

関係者の方々、まことにありがとうございました。

億を築いたとき、「1万円のありがたみ」を感じられるか

東洋経済の本記事がYahoo!に転載されています。「なるほど確かに」と思う内容がありました。

以下のとおり抜粋します。

億を築いたときに、1万円のありがたみを感じれるかどうかで、億を持つ価値がある人間かどうかわかる。

億を持った時に、1万円が紙切れみたいに思うなら、億り人なんか目指さない方が幸せである。

なぜなら、お金の価値観が、消失、しているから、脳がマヒして小さなことに幸せを感じれなくなり、全てが灰色に見える。

たしかにそういった見方もあるなぁと思いました。

人間ってほんとうにないものねだりで、御しがたい生き物だと思うときがあります。

今の生活は、FIRE前の自分からすると、理想中の理想です。にもかかわらず、「もっとこれがほしい」「もっとあれがほしい」と追求している自分に気づいた時期があります。

有限の人生で寸暇を惜しむ、向上心が強い、完璧主義な面があるからだと自分では分析しています。

これはお金にも言えることでしょう。経済的自由をめざしていたのに、「実はそのお金は必要なかったんだ」という思考になると、「めざさなくともよかった」なんて思う人もいるかもしれません。

もちろん、実際には「めざさずともよかった」というよりかは、その過程と結果自体にその人ならではの人生体験が血肉となって刻まれます。

たとえば実際にFIREをしてみて、はたらくことや自由の価値を自分なりに明確にできたならば、それは「FIREしたからこそ知り得たこと」です。そこから派生する考えには実体験にもとづく独自性を帯びることになります。

生きていれば必ず波があるので、どのような状況であっても、前向きにとらえていくこと。常に前を向くこと。その「もがき」自体に価値がある。

そんなふうに思います。

ほしかったものを手に入れると、それがあたりまえだと思いがちです。渇望という言葉のとおり、渇いているからこそ不足を認識し、不足したものを認識し、その存在を望むわけですね。

その意味では、初心を忘れないこと、過去の自分をよく覚えておくことが大事だと思っています。一本の軸が通るからです。

そもそもなぜこれをめざしたんだっけ、なぜこれをしたんだっけ

この自分への問いかけによって、過去から現在に至る1本の軸が見えやすくなるはずです。日々の情報や生活に流されがちな現代で、とくに重要と思います。

そして言ってしまえば、「あるものへの感謝」を忘れないことですよね。

ただ、「あるものへの感謝」はありすぎると、「前進しなくてもいいか」という思考になりかねません。そのため、バランスがやはり大事だと思います。

「あるものへの感謝」の心を持ちつつ、それを「じゃあ、進まなくてもいいか」という停滞への免罪符にはせず、人生を前に進める。

その気概が大事だと思っています。地に足のついた人生を歩む一助にもなるはずです。

あらためまして、本記事に関わっていただいた方々、ありがとうございました。

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