会社ではトイレ掃除のおばさんと一番仲が良い

会社ではトイレ掃除のおばさまと一番仲が良い

私が会社の中で一番仲が良いのは決まってトイレの掃除婦さんであることが多いです。

今まで複数の部署・グループ内会社を経験してきましたが、往々にして最も仲が良い人のうちの1人は、ビル内のトイレ掃除をするおばさんです。

プライドエベレストな人より、掃除のおばさんと話している方が自然体でいられるし気楽で和むし落ち着くからなのかもしれません。

掃除のおばさんは基本的に世間話というかおしゃべりが好きな方が多いみたいで、一回トイレに行くと話し込んでしまうことも多々ありました。

仲良くなったせいか、一度掃除のおばさんの娘さんを紹介されそうになりました。これにはさすがに驚きました。

しかし不思議に思います。会社で気持ちよくトイレを利用できるのは、トイレ掃除のおばさんが日々掃除をしてくださるからです。

ある意味、会社にいる人々にとって、欠かせない、むしろ誰よりも直接的に他人の役に立っているというか、貢献してくださっている方と言えるのではないかとさえ思います。

しかし、トイレ掃除のおばさんに感謝の一言どころか、挨拶すらなく、まるでその人が存在していないかのような対応をする人も。これは忙しいのでしょうからわかります。

しかし、掃除のおばさんが挨拶してきているのに、無視する人を目にすることもあります。

自負と自信が時と共に尊大になっていくのでしょうか。「俺は倍率300倍を潜り抜けてきた」「〇〇の一丁目一番地で働いている」という自負なのでしょうか。

しかしこれらの自負は1人の人として見た時に、ちっぽけなものだと思うのです。みんなヤドカリのようにトゲトゲの殻に閉じこもって、周囲の同僚や上司から、「如何に減点されないか」「如何に無難にスマートに事を進めるか」に心血を注ぐのは、見ていてやはりどこか不思議です。

いささか理想主義的かもしれませんが、プライドは、「持つべき類のプライド」と「持つべきでない類のプライド」があると私は思っています。

「持つべき類のプライド」とは、例えば親が愛情を注いでくれたことに対する自己肯定感に似たものです。

「持つべきでない類のプライド」とは、例えば過度な選民思想や、自分を貴賤の貴として過度に貴賤で以て何かを判断することです。このような話はあまり聞いてて気持ちの良いものではありませんね。

言わずもがな、大企業サラリーマンがトイレを掃除してくださる方々と比べて貴賤の上下があるわけではないのです。

比較論ではありますが、トイレ掃除のおばさんこそ、親しみやすく人間味があると感じます。

そして、トイレ掃除のおばさんと仲が良いのは日本でだけの事ではありません。出張等でよく訪れる中国でも、トイレ掃除のおばさんとはなぜかわかりませんが、すっかり仲良くなりました。

まさかの水餃子を作って持ってきれくたこともあります。日中という国を問わず、トイレ掃除のおばさんとは気が合うのかもしれません。

トイレ掃除のおばさん、ありがとうございます。この場を借りて、御礼申し上げます。

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公開日:2019年5月27日

コメント

  1. Tad より:

    多くのブログを書いている人の中でも、三菱さんは非常に賢く、バランスがとれていると日頃から思っていましたが、やはり今回の内容でもそれを痛感しましたし、私も同じように感じています。
    これからも毎日楽しみにしています。

  2. Hiro より:

    いつも楽しみに読んでいます。
    私の会社は比較的、皆さん気さくにトイレ掃除や珈琲コーナーのおばちゃんに話し掛けています。
    話し掛けることはもちろんですが、洗面台を使ったら台拭きで周りを拭きます。
    私が(勝手に)思うに三菱さんは内資ではなく外資が向いているかもしれませんね。
    蛇足ながら、〇〇の一丁目で働いています。

  3. yuki より:

    はじめまして。
    三菱サラリーマンさんと本多静六氏を参考に給料の4分の一貯金を始めて一年経ちました。
    都心のオフィスにパートで通えるおばちゃんは、近隣の資産家かもしれませんね。
    同じ思考で話があうのかも。
    それではこれからも更新を励みに頑張ります。宜しくお願い致します。